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読書① シャーロックホームズの凱旋

天から与えられた才能はどこへ消えた?舞台は、ヴィクトリア朝京都。ホームズとワトソンは、この摩訶不思議な大迷宮を抜け出せるか―。

発売されてからすぐ買ってたのに、ずっと積読してたこの本。
いつも小説の世界の中に連れてってくれる、森見登美彦大先生の3年ぶりの新作。

まず、ヴィクトリア朝京都ってどういうこと??
シャーロックホームズの冒険じゃなくて凱旋??

読む前は違和感に思っていても、読み始めるとそんなありえない設定もすんなり受け入れてしまう不思議。

底なしのスランプに陥り、京都に閉じこもってしまったシャーロックホームズの前に、史上最大の難事件が現れる。

舞台は、ヴィクトリア朝ロンドンとヴィクトリア朝京都。
ヴィクトリア朝ロンドンはヴィクトリア朝京都にそっくりだとか。

この2つの舞台で、〜という夢を見ていた、、、という夢を見ていたのが正夢になった、、、と思ったら夢じゃなかった、、、みたいな、世界の行き来が起こる本。

夢の世界と現実世界で、登場人物の人柄や職業、社会的地位まで違ってる。

全ては科学で説明できる、心霊なんてありえないと思っているシャーロックホームズや学者達が、科学で説明できない不思議な現象に巻き込まれていく。

果たして、スランプに陥ってしまった名探偵シャーロックホームズは、事件を解決し、スランプを脱することができたのか、、、
答えは、読んだ人だけのお楽しみ。

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