Boys be smile

遊びに行った帰りにはいつもエルレのMake A WishとリトバスのBoys be Smileが頭をよぎる。

"Nothing lasts forever.But we have too many things gone too fast." (Make A Wish/ELLEGARDEN)

"どんな楽しいことも いつかは終わるもの お祭りのようなもので 寂しいだけ" (Boys be Smile/鈴湯 リトルバスターズ~refrain~ OP)

聴き比べるとこれがどうして全く曲のジャンルも曲調も違うのに、なんだか似たようなことを歌っている気がしてならない。

そう思った時から、ああこれは大きな心象なんだなあって思うようになった。
やっぱり遠足は前の日の眠れない夜が一番楽しいんだ。

物事を予定通り満足に成し遂げるってのは簡単なことじゃない。だから、事後に喜べる確率って1/2以下だと思っている。ざっくりと半分以上の達成率が成功だとしたら、半分以下は乗数倍的に落ち込み係数ってことだと思う。喜びを噛み締めて生きていたいけれど、期待値のほうが自分を促進させる力だったりもする。そういうことだ。

何に疲れたり落ち込んだりしているのかわからないときは、とりあえずまた楽しいことの期待値を作るってのがひとつのライフハックになっているのだけれど、これだとあんまり満足を知らない人間になってしまうのでどうしたもんかとも思う。僕に足りないのは、現状に満足することかもしれない。

こういうこと言うとまたペシミストって言われるんですね。いいんですけどね、ペシミストでも。
ただ、欲を言えばほんの少しだけ、理解してもらいたいなって思うときはある。

相対的には幸せな一日だったのだけれど、ちょっとした心のさざなみがダメージをもたらしたり、大きく精神を揺るがせたりするのは抑えようもない事実なのだけれど。不安と戦うにはやっぱり希望だとか信じることだとか、或いは予測して対処するということが大切なのかもしれない。理性的にはわかっているんだけれどねえ。エモーショナルになってしまうとどうしても崩れる。

心地好い揺らぎは良い刺激になるけれど、あんまりスイングしすぎてもリズム取れなくなるんだよね。音楽も人生も。

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