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17歳

私は、フランス映画が好きだ。
理解できない言葉を話すところがすきだし、フランス語は勉強したくないとまで思う。

話の内容が綺麗じゃないから、あまり見たくなかった。けれど、なんとなく見てみるとなぜか綺麗だった。

特に最後のシーンの美しさは、フランスを感じる。日本人である自分から見ると、憧れても手の届かない正反対のもの。
その分脆さは感じるけれど、人間っぽくて好き。

美しさの影には脆さがある。
若さもなくなるから美しいし、命もなくなるから美しい。
脆さやなくなるものを怖がらないで求めることができるから、フランス映画は美しいのではないか。

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