#47 頭が真っ白に。
先日、初投稿の日記にコメントをもらえた。
箇条書きが好評(?)だったので引き続き。
っていうか単純に嬉しかった。
短いし、書きやすい。ハードルめちゃ低い。
頭が真っ白になった。
だから、散髪にいったわ。
いつもはカットだけよ。
今回は特別に白髪染め。
妻(INFP)から許可もろうたからね。
スーパーとかショッピングモールに併設しとるタイプの。
食券制のやつ。
待つのに外出したら、普通は電話番号とか聞かれて、そろそろですよー?とかいわれるけど、それがないタイプの。
2時間待ちですよーって。ながない?
妻に電話した。
「ええかの?」
「お好きにどうぞ」
電話のうしろで、娘の泣き声と息子の大声が聞こえた。
だからか。
ちょっと怒っていた。
どうしようかな。
みんな、券だけ発行して、「じゃあその頃に」って店から出て行く。
これ、ワンチャンあるんじゃね?
わりかし、早く帰れるやもしれん。
おかげさまで、店内で待った私の勝ち!
驚異の13人抜き!
まずはカットした。当たり前だが。
次に白髪染め。
家ではビゲン香りのヘアカラー。
いつも妻が500円でやってくれる。
ちなみに払ったことはない。
多分1万円以上滞納してる(督促されてないからセーフ)。
店員さんに、黄色いジェル状のものを5分ぐらいかけて頭に塗られた。
それも刷毛で。
無印とかカインズにありそうな。
おれのあたまでDIYかよ!
気付けば、金髪のメンディーに。
そのまま、黒いゴミ袋みたいなものでターバン状に巻かれた。
ターバン野口を思い出した。
なんだか頭がヒリヒリしてきた。
「しみませんか?大丈夫ですか?」と聞かれた。
「ヒリヒリするけど、しみてはないなぁ」と思ったので、「はい!大丈夫です!」と即答。
いつも風呂でやるときは15分なのになぁ。
雑誌置き場で30分以上放置。
卒業シーズンでお客さんが多いからかな?
さらに10分放置。
「お待たせしました」とジャンプ台へ。
間違えた。シャンプー台へ。
いや、小林陵侑みたいな気持ちで来ている節はある。HSPあるあるかな?
「かゆいとこはありませんか?」
「痛くなってきたけど、かゆくはないなぁ」と思ったので「あい!らいろうぶれす!」と、鼻にかけられた布越しに回答。
何も隠せてないふんどしみたいな生地。
しかし、やけにシャンプーが長い。
おれ、ほぼ坊主なんやけど。
まぁ、白髪染めしとるからな。
やっと、散髪台へ。
ドライヤーで乾かす。当たり前だが。
「出来上がりました。どうですか?」
眼鏡かけ忘れたけど、なんとなく黒いのはわかるので、「はい!大丈夫です!」と即答。
3,500円支払い。たっけぇな!
いつもは1,300円なのに!
家に帰る!
「どう?イイ感じ?」
妻に聞いてみた。
「あんた、おでこ真っ黒やでw」
すかさず鏡を見た。あぁ。
だからシャンプーが長かったのか。
支払いのとき、おでこ見られてたのか。
そういえば、何人かの買い物客にもおでこを見られた気がする。自意識過剰か。
ていうか、言ってくれよ!店員さん!
まぁでも大丈夫って言っちゃったしなぁ。
おれに非があるなぁ。
承諾したもんなぁ。
なんでもかんでも大丈夫!っていうのやめよう。
あと、この店で白髪染めするのやめよう。
まだ妻が楽しそうに笑っている。
「HAHAHA!」
「ヘアバンドおじさんw」
「わて、すぐに散髪屋で採用やな!」
再就職先が決まったようだ。
俺もうれしかった。
(おわり)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?