オタクはなぜ推し活で失敗するのか
はじめに
推し活に関するトラブルは後を絶ちません。そして、それによって多くのオタクは推し活寿命を縮めています。しかし、トラブルの原因はだいたい共通しているというのが私の印象です。したがって、原因さえ分かっていれば、オタク寿命を縮めることはありません。今後、同じ罠にはまるオタクが一人でも減ればと思い、この文章を書きました。
まず、推し活の構図をイメージしてもらいます。次に、推し活で失敗する原因を理解してもらいます。その後、トラブルの具体内容を知ることで、学びにしていただければと思います。
推し活のメカニズム
コップに入る水の量が決まっているように、推し活にも資金(底面積)×費やせる時間(深さ)で決まるコップがあります。そのコップに水を注いでいく行為が推し活で、コップから水があふれだすとオタク寿命終了というイメージです。
コップの形は人それぞれです。時間がめちゃくちゃあるけど金がない激薄コップの人(例:大学生)もいれば、逆に金はあるけど時間がない激長コップの人(例:残業しまくっている会社員)もいます。また、大きさも人それぞれです。他の変数として、水を入れる勢いがあります。これは、推し活に対する熱量を表します。
これが、推し活に対する私が抱くイメージです。
なぜオタクは同じ失敗を繰り返すのか
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