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忙しいから返信できないのではなく、興味がないから返信をしないのである

仲が良い人とLINEをする機会は多いだろう。その中で、あなたは返信をどれだけ待てるだろうか。

私は、24時間が限界である。できれば12時間以内に返信してほしいと考えている。理由は、返信が速い=その人に興味があると考えているからだ。

私の母親はLINEの返信がめちゃくちゃ早い。私の体感では、8割の確率で10分以内に返信が来る。いつもLINEに張り付いてるのか?とすら思っている。私はこのペースが合っているように感じる。

一方で、そこまで仲の良くない友達はLINEが全然返ってこない。朝に送ったLINEが翌日の夜まで返ってこないことはざらである。どうせ返事が来ないとわかっている相手に会話を始めてもテンポが合わないので、2往復を2日かけて行った後で、私が面倒になってスタンプ一個で会話をクローズしてしまうのである。

なぜLINEが返ってこないのだろうか?たとえば、以下の3つが考えられるだろう。

①連絡の優先度が低い

相手に興味がないパターンが該当する。あるいは、興味がない話題が展開されていて、返信する必要性に迫られない、あるいはシンプルにLINEのやり取りをつまらないと感じているパターンである。
要するに、仲がそんなに良くないのである。

実際、私も距離を置きたい人間とのLINEでたまにこれをする。既読スルーは忍びないので、スタンプ1個で会話を終わらせている。

②LINEを見ない

通知を切っているので、新着メッセージに気づかないパターンである。気づけば通知が数百たまることもあるそうだ。
外界との関係を断って、自分の世界に没頭したい人が該当する。

③忙しい

仕事やプライベートに埋め尽くされているので、返信する時間がないパターンである。

この「忙しくて返信ができない」という理由が最も厄介である。よく考えて答えてもらうような質問をしているわけではない。雑談レベルの返信、あるいはYes/Noで答えられる質問の回答など、ものの1分もあれば返信ができる内容を求めている。にも関わらず、忙しくて返信ができないと述べるのは、本当の理由を隠しているのではないかと思っている。

・通勤中の電車
・トイレ中
・風呂中
・歯を磨く間
・寝る前

1分を捻出するタイミングはいくらでもある。それをしないという選択肢を取るのは、忙しい以外の理由を感じてしまう。

思うに、その人に興味がないから連絡をしない、というのが実際ではないだろうか。ゆえに、①と③は同義なのである。つまり、LINEを返さない理由は、「連絡をしたくない」か、「連絡をしない」のどちらかなのである。

しかし、「連絡をしたくない」という表現は直接的であるため、「忙しい」という間接的な表現をする。下記の表現も同類である。

・行けたら行く⇒行かない
・時間が合えば⇒合わない

人を傷つけないように、という配慮のつもりであろうが、それが逆に相手の心を傷つけることもあるのである。


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