鉄塔 外すのではなく一緒に
子どもの頃
車の後部座席から見える鉄塔が
車のスピードに合わせて
追いかけてきているようで怖かった。
どこの場所かも思い出せないけれど
広いたんぼに沿った国道だったように思う。
夜の暗い中で動いているように見えたから
怖いと感じたのかもしれないが
見た目は威圧感があって
近寄りがたい感じがしたし
手がたくさん生えて
いるようにも見えたし
巨大な生き物のようで
なんだか怖いなと思った記憶もある。
そんなことを思い出しながら
青空に映える鉄塔を撮ってみる
風景を撮るときには
構図から外すことが多かったけれど
視点を変えれば
おもしろいかもしれない
構図に入れるのを怖がらず
一緒に撮ってみようと思う。
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