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作らない飲食店

当社の成果報酬型営業代行「地域商社KISHU ZOE」のクライアントさんには、飲食店を経営されている方がおられます。

その中で、自社で商品を作っていない方がおられます。

その方の商品はOEMで作られていて、その方はOEM先から商品を仕入れて、営業を当社に依頼くださっています。さらには商品の企画やプロデュースも当社にご依頼くださいました。

ではその方がやっていることは何か。その商品やブランドのオーナー兼レシピ監修です。

商品の企画とレシピ監修を自社でやって、営業は当社に任せてくださっている方もおられます。

商品を開発したり、味に対して意見したりできるのは、飲食店を経営されている方が得意とする能力です。

その能力を発揮しながらも、企画や製造や営業は外注する。

そんなカタチをとっておられる方がいるのです。

どこもかしこも人手不足の今の世の中。

飲食店で事業拡大をしようとすると、それに準じて人の採用が必要となります。

そこで当社のクライアントさんは、自分の開発や監修の能力で勝負できるカタチをとっておられます。

私もある意味、自分の得意に特化しております。

レシピ開発や製造の能力はないので外部の方にお世話になり、自分が得意な企画と営業と販促に特化しているのです。

夏真っ盛りの今、このクライアントさんの商品が全国的に有名なスーパーさんのお中元カタログに掲載され、たくさんご注文をいただいております。

その発送業務でさえ、当社に委託されています。

もちろん当社への業務委託料や、OEM先からの仕入れなどの支払いは発生しますので、利益は薄くなります。

それもでも売れれば確実に利益は残ります。

営業を当社に依頼し続けることにより、当社も頑張って売れる数量を伸ばして行くので、薄い利益×数量で、塵も積もれば山となるを目指しておられます。

飲食店経営はあらゆる能力を必要とされることは、私も以前やっていたのでよくわかります。

もちろん、たくさんのスタッフを惹きつけるような能力を持ち、今のご時世でも人には困っていないという飲食店経営者さんもおられます。

それはすごい能力で私は憧れますが、私も含め、みんながみんなそうではありません。

自分が得意とする能力が、開発や監修であるならば、今回の例のような方の事業拡大もアリだと私は考えております。


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