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パン職人として1番大切なこと

パン職人として1番大切なこと
パン職人として1番大事な仕事

それは

早起きする

です。

え?それだけ?当たり前じゃん
と思う方もいるでしょう。

早起きと言ってもいつもより早い時間に起きるという意味ではなく、一般的な人の生活より早く起きるという意味での"早起き"です。

むしろ早起きをしてしまえば誰でもできる仕事かもしれません。

でもそれが難しいのです。私は午前2時に毎日起きていますが、2年間出勤を続けた今でも起きた直後は眠いですし、二度寝をしたい!とも思います。一般的な会社員の方も、もちろん一定の時間に起きなければならないのは同じです。

違うところと言えば太陽が出ていないということです。起きてもまだ暗いので余計に目が覚めにくいです。

ではなぜパン屋は早起きをしないといけないのか?

パン屋さんは朝が早いということは何となく想像がつくでしょう。ではなぜパン屋は朝早く起きる必要があるのかを説明します。

それはお客様とパン生地の為です。

朝ご飯の時間は人にもよりますが、だいたい早い人で7時からといったところでしょうか。

パンを作る最低限の工程を踏んだ時の必要な時間は(生地を捏ねるから焼き上がって商品を並べるまで)

3時間

もし午前7時に1個でもパンをお客様に届けたいなら最低でも午前4時には出勤して作業を開始しなければそれに間に合いません。

開店時間やパンの作り方は様々でパン屋にもよりますが、多くのパン屋は朝早くに焼き立てパンをお客様に届けたいという思いがあります。

・普段から徹夜してるから大丈夫
・テスト前ギリギリ夜遅くまで勉強していてそのままテストを受ける(特に学生に多い)

という方がいますが、パン屋はそれを毎日です。1日だけできても毎日365日それを続けるのは無理です。できたとしてもかなり体力的にも精神的にもキツイです。

これからパン屋で働きたい、パン職人を目指しているという方は是非"早起き"を頑張ってください。練習も必要です。


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