発する言葉に責任を持つ

人は感情的になったときに、「本当に思っている事」、「本当に思っていないけど、怒りをぶつける言葉」を他者にぶつける。聖人君子のような人以外は経験があるはず。私には多々ある。

本当に思っている事

「本当に思っている事」を言ってしまうと相手との関係はほぼ間違いなく終わってしまう。これは、相当感情が高まってしまい、二度と関係が無くなっても良いと考えて発する場合が多い。後になって後悔するかもしれないが、そこまでではないかもしれない。

後々に問題になりそうなのは、お酒を飲んでいる時である。お酒を飲むと感情のブレーキが利きづらくなる。お酒の影響で失言しやすい人は、極端な事を言えば飲むのを辞める、お酒を適量以上に飲まないなどの対策を行うことは重要である。

本当に思っている事を全て伝える事が正しいと思う人もいるかもしれないがけれど、伝えないことも人間関係を円滑にする上で身に付けるテクニックである。とことんぶつかりながら、関係を深めていく、ドラマチックな展開は、なくはないだろうけれど、相手をよく選んだ方がよいと私は考えている。

本当に思っていないけど、怒りをぶつける言葉

これは感情的になったときに、自分自身が上手な言葉選びを出来なかった時に発せられる場合が多い。特に、子育て時期に、子供に対して怒りの感情をぶつけている人を街中、公園等の公共の場でも見かける事はめずらしくない。

公共の場は他人の目があり、子供にとって有利な場所と認識して、わがままをいう場合もあるかもしれないが、それでも自分の発する言葉に責任を持たなければいけないと感じている。これは、とても難しいことだとも思う。

対策

この対策の1つに、口を開かない。言葉を発さない。がある。そもそも口を開き、一言を発したら、流れるように暴言の数々が出てきてしまう。口は災いの元という諺があるように、口を開けないというのは、少し子供っぽいけれど、感情がうまくコントロールできないなら、大人に成り切れていないと考えれば、良いのかもしれない。

大人の対策は、発する言葉に全て責任を持つ。意識することは、自分の発言が相手に対して、冷静にどのような影響があるのか。それは、相手と自分との関係においてプラスになるのか。また、自分自身にとって、その言葉は相応しいのか。

回りくどく書きましたが、その言葉は自分自身と切り取られても大丈夫なのか(いやな切り取られ方をする時代)。

言葉は言霊。一時の感情の起伏で、言葉に悪い魂が乗らないように、いつも冷静でいることも重要な対策になるかと思います。






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