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どうぶつの森をしてみたら自分を俯瞰するのに役立つかもしれないと思った。


どうぶつの森をしていて気づいたことがある。ゲームしてみると、自分の癖がでることだ。
とりあえずここに置いておこうと思って、ポケットに入らなくなったものを自分の家の周りに置いていたんだが、乱雑に置いてしまったせいで、それがどんどん溜まって、家の周りはものすごく散らかったお屋敷状態になっていた。


まだ収集がつくときの散らかり

片付けについて

家の周りが散らかりすぎて、なんだか気持ち悪くなったある日、一斉に、周りに置いておいたものを博物館に預けたり、売ったりした。

片付けないで散らかっているのが気持ち悪かったのに、自分の気持ちに余裕があると「あれ?これなんだっけ?」と中身を開いて、まるで、宝物を発見するみたいに探索するのがなんだか面白いと思えるときもあった。

話を少し戻すが、物を乱雑に置いて片付けができなくなっていた状態から、片付けができるようになるためには、最初にどのような基準で物を置いていくのかを決め、一度決めたその基準にとりあえずのっかって、まとめてそこに置くのがよい。もしもあとで基準を変えるなら、前の基準はもう使わないこと。私の場合、片付けをするのに、これらが重要なんだということに気づいた。(今更?とは思わないようにしよう。)

毎回、初めに決めた基準を、やっぱり違うかもしれないと思ったり、絶対によいと思える基準ではないからと基準を変えてきてしまったりしたことで、片付けが上手く行かなくなってしまっていたんだな。


買い物について

また、買いたい物があっても、今ここでお金を使ったら後で買いたい物があった時に買えないかもしれないと思ってしまって買わなかったりする。これもよく自分がやってしまうことで、でも後でやっぱり欲しかったと思うんだよね。(笑)


遠くから来た旅人が教えてくれたこと

ちょっと面白いなと思ったのは、自分のお金に余裕があるときに、(たまたま使わなくて貯まっていた。)ある日、遠くからやってきた旅人がふしぎなラグやふしぎな壁紙を売りに来た。

私はその旅人が売ってくる商品の質がいいかどうかもわからずに2つも買った。
なぜなら、どんなものなのかわからないけれど偶然出逢ったこと自体とてもワクワクするし、わからないものだけどなんか面白そうだと思ったから。しかも、家に持ち帰って買ったラグや壁紙を開いて見てみるまでもわくわくした。


旅人から買ったふしぎな壁紙とふしぎな床
(ラグはスペースなくて置けなかった。)

その時に思ったのは、「私は心やお金に余裕があると、人生を楽しめるんだな」ということ。
これはゲームの世界だけでなく、リアルな人生でも同じで、私は昔から性格がかなりまじめだった。そのお陰でできてきたことはあったけど、そのせいでやめてしまった好きなこともあった。「今はそれどころじゃない。」と思って。

でも、今ふりかえって思うのは、それどころじゃない、なんてことを思って、やりたい気持ちを抑えてしまったがゆえに、ワクワクをもらえる機会が少なくなってしまったんじゃないかと。
それどころじゃない、なんて思わずに、それどころなんだ!と思っていて生きていくことが、私がわくわくしながら楽しく生きていくために必要なコツの1つなのかもしれない。

自分はどんなふうにリアルの人生を進めるか

それから、ある目的のために、何かを全部揃えようとかすると疲れる。楽しくなくなる。続かない。(笑)

例えば、建築資材に必要なものを、とにかく頑張って毎日集めるのは疲れるから何だかもう、やーめたとなるけれど、博物館を開けるためではなくて、化石を掘ること自体が楽しくて掘っていたら、どんどん博物館で展示できる品が溜まっていって、気づいたら博物館を開けるようになっていたように、

何かをしている状態自体が楽しいというのが、気づいたら結果的に博物館を作ることに繋がっていた、みたいなのは自分が無理してないからすごく自然にできて、こういうことを今のリアルな人生でもやっていけたらいいなぁと思った。

なんだか毎日ただ遊んでいただけなのに、ふと、自分を俯瞰してみることができて、自分の癖やリアルな人生を歩むヒントみたいなものを得られたのはなんだか嬉しい。


リアルな人生もきっと


どうぶつの森を自己理解の目的でやっていたら疲れるけれど、後でたまたまこんなふうに気づくからいいんだよなぁ。リアルな人生も多分同じなんだろうなと。


いろいろおかしいけどでも、なんかいい。