実家と墓じまいと私 もう 心無いお古はいらない
70過ぎの私の両親の別居騒動について 友だちと話していたら
空き家問題とか 相続のこと考えときなよ
と 話の流れで 松本明子さんのしくじり先生の話が
話題になった
母は家を飛び出して ホテル生活を続けているが
そろそろ 母の実家へ身を寄せるつもりらしい
母の実家は 築20年くらいで
もともと子供もいなくて 大人だけの
質素な暮らしをしていたので
家はきれいだ
もちろんゴミ屋敷でもない
母の親族の死後 空き家になった直後
売るなら早い方がいいと言った父の言葉が
母の逆鱗に触れ(大体の会話が逆鱗に触れるのだが)
父は母実家問題からは撤退した
それも どうかと思うけども(問題から逃げているわけで)
とはいえ 疎遠だった実家なんだけどね
そもそも 親族でも そうでなくても
母は人間関係が作れないから
そんで 母実家は草ボーボーボーになり
1.5mはある 大きな草が道にはみ出すようになり
草取り業者に50万也 1週間くらい作業してもらったけど
高いよなぁ。。。
その金くれたら 子供たちとやったのに(母を除いてね)
父は母実家が空き家になって早々
早く売って その金で 墓じまいもしたい
娘にその手間をかけるわけにはいかない
と言っていたが
やってくれよ 口だけでなく
あの猛獣(母)をどうにかしろ
しかも クソなのは 父は 母に出ていかれた
でかい田舎の家で
こんなでかい家いらないから お前ら住めよ
俺は あっちの土地に 小さい家を建てるから
と
は?
なんで こっちが おさがりで 好きな家も建てられず
しかも 元ゴミ屋敷
エアコンは埋め込み型で 高くついて仕方ないし
数台 壊れている
水回りなんか汚くて汚くて…もうね 写真載せたいけど自主規制
キッチンの換気扇は気まぐれに止まる
こんな家 いらねぇよ
と なぜか 私の怒りメーターが吹っ切れた
吹っ切れて 壊れた
前出の息子たちにも聞いてみた
ジジ達いなくなったら あの家住むのどう?
やだ なんか やだね
あんな風に 生きたくない
と ゲームから目をそらさずに即答した息子たち
夫も
あたりまえだよ なんでいつも
俺たちは お父さんのお古ばかりで
妹たちは お金だけもらってズルい
お父さんも 自分の娘たちに
土地が余ってるならあげたらいいのに
それもしないで 自分だけ また家作るなんてひどすぎる
夫は昔 ジップロックに入った
父の食べかけの焼き魚を母からもらったことがある
10年以上前だが 夫はトラウマのようだ
強烈だったらしい
食いかけを人にあげる心理が…
私はアンティークは好きだ
車だって お金があるなら 古いポルシェに乗りたい
家だって 黒光りした 木の床とか好きだ
けれども
愛情をこめて使ってこなかった古いものなんていらない
母が小さいころから私にかけていた
家を買ってはいけない
という呪いを 溶かす時が来たようだ
その家には絶対に 私を生み育てた人は
住まわせない
どんなに 介護が必要になってもだ
私は私の居場所をつくる
絵にかいたような 幸せなマイホームが欲しいのだ
ヘケケ
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