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Netflix「マイ・ラブ:6つの愛の物語」~月に行ったって つまんないわ!

Netflixで「マイ・ラブ:6つの愛の物語」を見た。エピソードがいくつかあるが、インドの夫婦を。

外で裸足で生活しているような インドの田舎。
気候変動の影響で、その地域では沢山の人が「移住」を余儀なくされているらしい。主な産業は綿。
働きに出る子供たち夫婦のために孫の面倒を見る老夫婦。
孫はかわいいが やんちゃで 少々お疲れの模様。


お金があれば何でもできるよ
月にだって行けるよ
と夫

月なんか行きたくないわ つまらないもの
と笑いながら妻がいう

夫婦は孫たちのために木にロープをかけてブランコを作る

遊び道具すら手作りだ
ゲーミングPCをBTOして、指は5本しかないのに
7個もボタンがあるマウスを持っている我が子とは全く別の世界

妻は幼いころブランコが大好きだったが
その 夫が作ったロープだと「私が乗ると切れてしまうわ」
と遠慮して乗らなかった


夫は 妻のためにブランコを作り
ロープには黄色いお花をたっくさんからめて
花のブランコ
を作った

それに奥さんは乗って
旦那さんが 背中をおして
笑いあって 笑いあって 終わっていった

月なんか行かなくていい
つまらないもの

この一言と 花のブランコ
これに勝てるシーンは なかなか ないかも

不意打ち食らってしまった

幸せは 月になんかない
ココにあるんだと

私も花のブランコで喜べる人間でありつづけたい

ていうか 花のブランコを作る夫も必要だ!

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