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自分の人生は、自分の思いで決めていこう

「なあ、母さんが生きてたら。ねえちゃんの『仕事辞めたい』について、なんて言うと思う?」
「俺はイタコか」

ある日のわたしと弟の会話です。シリアスに話を持ち出したはずなのに、思わずププと笑ってもた。ナイス切り返し。

わたしにとっての母は、善きにしろ悪しきにしろ、ずいぶんと影響力のある人でした。世間が右と言おうが、母が左と言えば、わたしは顔色をみて左にする。おかしいなあと首を傾げながらも、付き従ってしまう。それほど絶大な人。

母親は、実は魔王だったのか。そんなわけない。もちろんごく普通です。ただわたしが自分の中の世界において、君臨するように存在を感じてた。価値観を参照する相手となってました。

なんででしょうね。誰に教わったわけでもないけれど、自分が生きてく中で勝手に培った、生存戦略だったんだろうな。

三つ子の魂百までの通り、社会に出てからも目の前の相手との関係性が、自然と母との間に感じたものと似通ってく。上手くいかない、しんどいと感じるときほど、そりゃもうハッキリくっきり。

そりゃそうですよね。だって私が相手との関係を築くんだもの。慣れ親しんだ手法で、無意識のうちに相手とやり取りしてる。そしたら自然と同じような結末へ繋がってくわけです。

この話はどこへ向かってるのか。あなたは思ったかもしれません。わたしも思い始めました。

最初は所属する書く部のお題、「なりきって書いてみよう」をやろうとして、母ならどう言うかなを書こうとしたんだけど。

思いをどんどん曝け出すうちに、もう自分の意見でいいんじゃね。わたしが思ったところで決めていいじゃん。誰かになりきって、人生を委ねるのをやめようや。色濃く思い直してきた。そして書くのをやめました。

悩むほどに決めかねる肝心なことは、自分の中から湧くもので決めたい。お題については、仕切り直して書こうと思います。

では また

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