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「その悩み、抱えたままでいい?」と自分へ尋ねることが出来る本

今のわたしこそ、この本を読まなくちゃ。かぼたるさんの記事を読んだ後、大慌てで本屋さんへ行きました。

その本とはこちら。

可愛らしい絵柄のわりに、パンチの効いたタイトル。グワンっと衝撃を受けたのです。

日々たゆまず、真面目に生きてるつもり。つもりなんだけど、「ほんまに?」て自分へ問いたくなったというか。漫然としてる、なんとなく彷徨ってる。そんな感覚も実は持ち合わせてて。浮かんでるような、漂ってるような、ふわふわした感じ。

臆することなく、そんな気持ちと向き合いたい。そう思ってたところだから、この本はきっと打ってつけなはず。閃いたのです。

本のワークをやってみてどうか。例えばわたしは、ここ数日プンスカえらく怒ってまして。それなりに理由があるし、言ってることの筋は通ってるはず。なんで屈しなアカンねん。そう思い、グラグラ煮え立ってたんだけど。

でもそれ、明日死ぬなら、どうする?そのままでいる? 本のおかげで、初めて自分へ尋ねることが出来て。

いや、要らんよね。何がどうだろうと、どんな結論だろうと、最早どっちゃでも良い。些末なことでしかない。腹立つことも、ムカついたことも、到底感謝なんか持てなかった出来事も全部、全部、「たくさんに彩ってくれてありがとう」て思って、この世を去りたいわ。本音がポロんとこぼれ出てくる。

え、なんだって。吠えるようにして悩んでるのに、どっちゃでもいい⁈ んな、アホな。自分の中で、AさんとBさんが掛け合いをするように、意見交換会がスタート。結果、現在のMAX怒りはみるみる終息に向かってきました。

「死」という究極の視点に立つから、物事を大きな視野で見ることができた。その現れなのかな。人生で抱える全ての問いが、この視点で解決するわけじゃない。ときにはガッツリ悩んだり、どうやっても苦しいことはある。わたしは思います。

でも、なんやろな。そこまで考え込んだり、自分を傷つけたりする必要もない悩みっていうのも、ありそうで。見分ける一つの方法として、この本を読んで、感じてみるものオススメかもと思ったのでした。

では また

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