2023.12.27(水)株式相場 株式相場の記録をしていきます
経済動向
日経平均株価は前営業日比375.39円高と大幅高で4日続伸。12月の権利付き最終売買日にあたり損益通算目的の駆け込み売りも想定されたが、新年の株高を見込んだ買いの勢いが勝った。前日の米国株市場はクリスマス明けで方向感が出にくかったもののNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに上昇し、これを受けて東京市場でも買い安心感が広がった。半導体関連など日経平均寄与度の高いハイテク系値がさ株に買いが集まり、全体指数を押し上げた。取引時間中は7月3日につけた年初来高値3万3753円を上回って推移する場面もあったが、その後は伸び悩む形に。ただ、大引け時点でプライム上場銘柄の9割が上昇する買い気の強い地合いだった。売買代金も今週に入ってから初めて通常モードとなり、3兆5000億円強に膨らんだ。
休場明けの香港株式市場は上昇して取引を終了した。ゲーム関連株が持ち直した。中国株式市場は半導体株がけん引する形で、小反発で引けた。
連休明けの欧州株式市場は続伸して取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)が早ければ来年3月にも利下げを開始するとの観測が強まり、金利動向に敏感なテクノロジー株や不動産株を中心に買いが優勢で今年最終週をスタートした。ただ、海運会社が下落したため上げ幅は抑えられた。
米国株式市場は薄商いの中、小幅続伸して取引を終えた。材料難で方向感が出ず、主要3指数は終始、小幅なプラスとマイナス圏を行き来する展開だった。3指数はいずれも月間、四半期、年間でプラスを記録する見通し。S&P総合500種は2022年1月3日に付けた終値での過去最高値まで0.3%に迫った。ダウ工業株30種は終値で過去最高値を更新した。
↓12/27 (水) 経済指標をまとめました。
今後の重要イベント
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