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2023.9.8(金)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均先物・オプション9月限SQ(特別清算指数)値は3万2921.39円となった。

  • 日経平均株価は大幅続落。前日比384.24円安。前日の米株式市場でハイテク株が下落した。中国政府が中央政府機関や国有企業に対してアップル<AAPL>の「iPhone」の使用を禁止した、と報じられたことから同社株が下落しハイテク株全般が軟調だった。この流れを受け、東京市場も半導体関連などハイテク株を中心に下落。日経平均株価の下落幅は一時470円を超し3万2600円を割り込む場面があった。下値には買いが入ったものの、戻りは鈍い展開が続いた。値上がりは33業種中、証券、石油、電力の3業種のみで、内需系に底堅い銘柄が目立った。

  • 中国株式市場は続落して引けた。景気懸念や人民元安が相場を圧迫した。一方、香港取引所は豪雨の影響で取引を終日停止すると発表した。

  • 欧州株式市場は反発して取引を終えた。週間ベースではSTOXX欧州600種指数が0.76%下落し、景気見通しの悪化や米政策金利の行方への懸念が重しとなった。銀行株指数は2.56%下げた。8日に日用品・家庭用品株指数は1.08%上げた。フランスの高級ブランドLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)が2.2%%上昇し、8営業日ぶりに上がった。旅行・娯楽関連株指数は1.37%高と、4日ぶりに反発
    した。経済指標は低調であるものの、インフレ懸念と欧州中央銀行(EC
    B)政策決定者のタカ派的な発言を踏まえて金融市場はECBが14日
    の理事会で追加利上げを決定するとの観測を強めている。トレーダーは25ベーシスポイント(bp)引き上げの可能性を40%程度と織り込み、先週の20%から上昇した。

  • 米国株式市場はS&P総合500種が小反発。ただ、終盤にかけ値動きの不安定な展開となり、一時の上げを削って取引を終えた。米金利動向を巡る懸念が高まる中、主要株価3指数は週間で軒並み下落した。また、今月に入り上昇を続けている原油高も圧迫要因となっている。今後の米金利の道筋を巡る手掛かりを示す可能性があるとして、来週発表される8月米消費者物価指数(CPI)が注視されている。

↓9/8(金)経済指標をまとめました。

2023/9/8

今後の重要イベント

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