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2023.8.7(月)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前営業日比61.81円高と続伸。前週末の米国株市場でNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに値を下げたことで、朝方はリスク回避目的の売りが優勢となった。国内金利に先高観が浮上するなかハイテク値がさ株などに売りが目立ち全体を押し下げ、一方でメガバンクも目先利食い売りに上値が重かった。ただ、3万2000円台を割り込んだ水準では押し目買い需要が活発で、日経平均は寄り付きこそ大きく売りが先行したが、その後は一貫して戻り足を示した。決算発表が徐々にピークを迎えるなか、好決算発表銘柄を中心に買われた。前場取引半ばごろから外国為替市場でドルが買い戻され円高一服感が出たことも株価に浮揚力を与えている。値上がり銘柄数は1300を上回り全体の7割以上を占めている。

  • 半導体製造装置のレーザーテックは7日、2024年6月期の連結営業利益が前年比2.7%増の640億円になりそうだと発表した。過去最高を見込む。IBESがまとめたアナリスト15人の営業利益予想の平均値813億円は下回った。最先端半導体は過剰在庫の解消と需要回復で設備投資が拡大に向かうとみている。省エネに欠かせないパワー半導体も積極的な投資の継続を見込んでいるという。売上高予想は前期比24.3%増の1900億円、純利益予想は前期比1.8%増の470億円とした。いずれも過去最高を更新するが、製品の売り上げ構成が一時的に悪化し、利益率は低下する見込みだという。年間配当予想は1株あたり3円増配の183円。

  • 中国と香港株式市場は下落して終了した。中国当局から強力な景気刺激策が打ち出されず、この先もデフレ圧力が経済活動を圧迫するとの懸念が強まった。

  • 週明けの欧州株式市場は小幅に続伸して取引を終えた。地政学的な不透明感が高まる中、防衛銘柄の上昇が相場をけん引した。

  • 米国株式市場は反発し、先週の下落分を一部取り戻した。最新の米消費者物価指数(CPI)の発表を10日に控え、ポジションを積み増す動きとなった。

↓8/7(月)経済指標をまとめました。

2023/8/7

今後の重要イベント

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