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2024.4.3(水)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前営業日比387.06円安と反落。主力株を中心に総じて売りが優勢の地合いとなり日経平均は反落、朝方に600円超の大幅安で3万9200円台まで水準を切り下げる場面があった。米国では想定を上回る強い経済指標が相次いでおり、前日の米国株市場ではFRBによる早期利下げ期待が後退、米10年債利回りが上昇基調を強め、株式の相対的な割高感が意識されNYダウが400ドル近い下げとなった。円安環境で原油価格や金価格も急ピッチの上昇をみせており、東京市場でもインフレ警戒感がくすぶる状況下で買いが手控えられた。また、朝方に台湾付近を震源とする地震が発生し、これを嫌気した先物への売りが全体指数の下げを助長した。ただ、後場に入ると中小型株を中心に押し目買いが入り日経平均は下げ渋っている。値上がり銘柄数が値下がりを小幅ながら上回った。

  • 中国株式市場は下落して引けた。国内経済指標がサービス部門の加速を示したものの、米国債利回りが約4カ月ぶり高水準となる中、軟調なアジア株に追随した。台湾で強い地震が発生し、半導体製造に影響が出るのではないかと懸念が生じたことも地合いを圧迫した。3日のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長講演などを控え、市場では米利下げが予想より遅れる可能性に警戒感が出ている。

  • 欧州株式市場は反発して取引を終えた。ユーロ圏でインフレ率が鈍化し、欧州中央銀行(ECB)の6月の利下げ開始観測が強まったことが買いを促した。バークレイズはSTOXX欧州600種指数の2024年末目標を510から540に引き上げた。STOXX欧州600種銀行株指数は1.39%、STOXXユーロ圏銀行株指数は1.51%それぞれ上昇した。

  • 米国株式市場はS&P総合500種とナスダック総合が小幅に上昇して取引を終えた。米供給管理協会(ISM)が発表した3月の非製造業総合指数が前月から低下したことを受けた。一方、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が利下げ前にさらなる議論とデータが必要との見解を示したことが上値を抑制した。

↓4/3 (水) 経済指標をまとめました。

2024/4/3

Fear & Greed Index

2024/4/3

今後の重要イベント

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