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2023.7.27(木)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均は、前営業日比222.82円高と、反発して取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)を無難に通過、アジア株などの外部環境も改善し、買い戻す動きがみられた。ただ、日銀の金融政策決定会合の結果をあすに控え、日経平均の上値は重かった。

  • 香港株式市場は反発。テクノロジー株が上昇を主導した。香港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)は米連邦準備理事会(FRB)の利上げに合わせて政策金利を引き上げた。中国株式市場はほぼ横ばい。中国の工業部門企業利益は2桁の落ち込みが続いた。

  • 欧州株式市場は反発して取引を終えた。欧州中央銀行(ECB)の金融引き締めが今回の局面での終了に近づいているとの期待感から買い注文が膨らんだ。優良株で構成するユーロSTOXX50種指数は2.33%上昇し、2007年12月以来、約15年7カ月ぶりの高値を付けた。ECBは27日の理事会で主要政策金利の25ベーシスポイント(bp)引き上げを決定。前回の声明ではインフレ率を低下させるのに十分な水準まで政策金利を「持っていく」必要があるとの文言があったが、この記述が削除された。9月の次回理事会で利上げを一時停止するとの見方が強まり、9月に25bpの利上げを決定するとの市場予想は結果発表前の44%から
    約38%へ下がった。

  • 日銀が28日に開く金融政策決定会合で、長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の修正案を議論する方針であることが分かった。日経新聞電子版が報じた。報道によると、長期金利操作の上限は0.5%で据え置くものの、市場動向に応じて超過を容認する案が浮上しているという。

  • 米国株式市場は下落して取引を終えた。前日まで13営業日続伸し、1987年以来最長の連騰となっていたダウ工業株30種も、記録更新はならなかった。日銀が長期金利の上昇を容認するとの報道を受け、米金利が上昇したことが背景。日経新聞電子版は、日銀が28日に開く金融政策決定会合で、長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の修正案を議論する方針と報じた。これを受けて米10年債利回りは4%を超え、株式の投資妙味が薄れた。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は26日、FRBスタッフがもはや景気後退を予測していないと述べたが、追加利上げについては今後のデータを注視するとして可能性を排除しなかった。

↓7/27(木)経済指標をまとめました。

2023/7/27

今後の重要イベント

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