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2023.4.18(火)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前営業日比144.05円高の2万8658円83銭と8日続伸。東京市場は買い疲れ感の垣間見えるなかも根強く投資資金が流入、日経平均は8日続伸となった。これは昨年3月14日~25日に記録した9連騰以来となる。前日に発表された4月のNY連銀製造業景況指数は予想を上回る強い内容で米景気失速への懸念が後退した。米株市場はNYダウが100ドルあまり上昇して引けており、東京市場もその流れを引き継ぐ格好に。米長期金利上昇を背景に外国為替市場でドル高・円安が進んだことなどもポジティブ材料として働いた。半導体主力株が総じて売られる展開となったものの、内需株が買われ全体相場を支えた。前場取引時間中に発表された中国の1~3月期GDPが想定を上回ったことなども追い風となっている。

  • 日銀の植田和男総裁は18日、衆院財務金融委員会で、物価や賃金上昇の点で「良い芽が少しずつ出始めていると思う」と述べ、時間はかかると思うが「金融緩和の継続で物価目標の達成に近づいていく」と述べた。2013年に策定した政府・日銀の共同声明の考え方は適切で「直ちに見直す必要はない」と改めて明言した。

  • 欧州株式市場は反発して取引を終えた。中国の経済指標が予想を上回ったことが材料視されて需要拡大への期待感が高まり、中国のエクスポージャーが高い資源株や高級品銘柄が買われた。好決算が材料視されたSTOXX欧州600種旅行・娯楽関連株指数は2.13%上昇し、2021年11月以来、1年5カ月ぶりの高値を付けた。

  • 18日の米株式市場は、テクノロジー大手の一角が堅調となりS&P総合500種が小幅上昇した。一方、医薬・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)や金融大手ゴールドマン・サックスは四半期決算が期待外れと受け止められ、下落した。ダウ工業株30種とナスダック総合は下落した。J&Jは2.8%安。物価上昇に伴うコスト高の影響について慎重な見方を示した。ゴールドマンも1.7%下落。同社の第1・四半期決算は19%の減益となった。

↓4/18(火)経済指標をまとめました。

2023/4/18

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