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2023.8.25(金)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前日比662.93円安と5日ぶりに大幅反落。前日のNYダウは373ドル安と下落した。今晩予定されているジャクソンホール会議でのパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が利上げに前向きなタカ派的な内容となることが警戒された。また、23日の取引終了後に好決算を発表した米半導体大手のエヌビディアの株価が材料出尽くし感から小幅高にとどまったことを落胆視する売りが膨らんだ。これを受け、この日の日経平均株価も大幅安となった。日経平均株価は前日までの4日間で800円強上昇していたことから、利益確定売りも膨らんだ。半導体関連株などが下落し日経平均は一時700円を超す下げとなった。

  • 中国・香港株式市場は反落。中国経済への懸念が根強い中、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を控えて政策スタンスがタカ派に傾くことへの警戒感が広がった。中国市場では大半のセクターが下落したが、環境保護関連銘柄が買われた。日本で原発処理水の海洋放出が始まったことで恩恵を受けるとの見方が台頭。金科環境(グリーンテック・エンバイロンメンタル)は14%高となった。後場に入ると、初めての住宅ローン利用に関する詳則の発表を受けて両市場で不動産株が上昇した。国営新華社によると、規則は、頭金や金利が借り手にとって有利な条件になるケースが増え、購入コストの低減につながる内容になっている。

  • 福島第1原子力発電所の処理水の海洋放出が始まったことを受けて、中国では一部の消費者が海産物を避けている。塩を買いだめする動きも見られた。

  • 債務危機に陥っている中国不動産開発大手、中国恒大集団は25日、28日からの株式取引再開を香港証券取引所に申請したと発表した。香港証券取引所の上場規則を「十分に」満たせるとした。同社の株式は昨年3月21日に取引停止となっていた。

  • 欧州株式市場はほぼ横ばいで取引を終えた。金融株やテクノロジー銘柄が下落した。米連邦準備理事会(FRB)の年次経済シンポジウム、ジャクソンホール会議でFRBのパウエル議長が一段の利上げが必要となる可能性を指摘したことが嫌気された。

  • 米国株式市場は上昇して取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長はインフレを確実に抑制するために一段の利上げが必要となる可能性があるという認識を示したことを消化した。この日の米主要株価指数は堅調な上昇で始まったが、その後は上昇幅の拡大と縮小を交互に繰り返した。

↓8/25(金)経済指標をまとめました。

2023/8/25

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