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2023.8.17(木)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前営業日比140.82円安と続落。前日の米国株市場がハイテク株中心に売られ主要株価指数が揃って軟調だったことを受け、リスクオフの流れとなった。米国株市場では7月のFOMC議事要旨が追加利上げの可能性を示唆するものであったことから、FRBによる利上げ長期化が懸念された。米長期金利の上昇が重荷となったほか、中国景気減速に対する警戒感も依然として買い手控え要因となっている。東京市場でもこの流れを引き継ぐ格好で一時日経平均が450円を超える大幅安となる場面もあった。ただ、前日にも日経平均は470円あまりの大幅な下げをみせていたことで、下値では突っ込み警戒感からの買い戻しや押し目買いが入り、売り一巡後は下げ渋る展開に。値下がり銘柄数は前引け時点では全体の84%に達していたが、後場はプラス圏に転じる銘柄も多くなり、下落したのは結局全体の3分の2にとどまった。

  • 中国株式市場は小幅高。香港株式市場は朝方の安値から戻し横ばいで引けた。市場では中国政府の景気対策発表が待たれている。ただ、不動産危機の深刻化やシャドーバンキング関連の信託商品の支払いを巡る問題が波及するのではないかとの懸念で、上値は重かった。

  • 欧州株式市場は続落して取引を終えた。低調な決算が相次いで発表されたのが嫌気された。主要中央銀行が利上げを長期化させるとの見方から債券利回りが上昇したことも売りを促した。米連邦準備理事会(FRB)が16日に公表した7月の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を受け、ユーロ圏の10年債利回りが上昇した。

  • 米国株式市場は不安定な地合いの中、主要株価指数が下落して取引を終えた。米ネットワーク機器大手シスコシステムズやエネルギー株が買われたものの、ヘルスケア株の下げが響いた。堅調な経済指標を受け金利が長期にわたり高止まりするとの懸念も重しとなった。

↓8/17(木)経済指標をまとめました。

2023/8/17

今後の重要イベント

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