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2024.1.11(木)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前営業日比608.14円高と大幅高で4日続伸。きょうの東京市場は先物を絡め前日に続き日経平均が急上昇、3万5000円大台ラインを突破し約34年ぶりの高値圏に駆け上がった。前日の米国株市場ではNYダウが一時過去最高値を上回る上昇をみせたほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が4連騰と戻り足を鮮明としたことで、東京市場でも市場センチメントが強気に傾いた。日本時間今晩に12月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えるものの、インフレ圧力の低下を事前に織り込む形で買いの勢いは止まらなかった。外国為替市場で円安方向に振れたことが追い風となったほか、あすにオプションSQ算出を控え、先物を使った思惑的な売買も上げ足を助長した。プライム市場の値上がり銘柄数は64%にとどまったが、商いは活況で全体売買代金は4兆8000億円近くまで膨らんだ。 

  • ファーストリテイリングが11日に発表した2023年9─11月期決算(国際会計基準)は、連結営業利益が前年同期比25.3%増の1466億円だった。北米、欧州を中心に海外ユニクロ事業が大幅な増収増益となった。24年8月通期の業績見通しは従来予想を据え置いた。

  • 中国株式市場は反発。7営業日続落となっていた香港株式市場も大幅高となった。金融緩和への期待を背景に安値拾いの買いが入った。

  • 欧州株式市場は3日続落して取引を終えた。米労働省が発表した昨年12月の消費者物価指数(CPI)の前年同月比上昇率が加速し、市場予想を上回った。この結果を受けて世界の主要中央銀行が早期に利下げを開始するとの観測が後退し、売り注文が優勢となった。

  • 米労働省が11日発表した昨年12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で3.4%上昇と伸びは前月の3.1%から加速し、市場予想(3.2%上昇)を上回った。家賃が上昇傾向を維持した。米連邦準備理事会(FRB)が3月に利下げを開始するとの期待が後退する可能性がある。

  • 米国株式市場はほぼ横ばいで取引を終えた。インフレ統計が市場予想を上回ったほか、労働市場のデータも底堅さを示し、米連邦準備理事会(FRB)による早期の利下げに対する期待が後退した一方、米国債利回り低下が下支え要因となった。

↓1/11 (木) 経済指標をまとめました。

2024/1/11

今後の重要イベント

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