見出し画像

2023.6.19(月)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前営業日比335.66円安と反落。前週末の米株市場でNYダウなど主要株価指数が揃って軟調だったことから、利益確定売りを誘発した。ただ、前場は外国為替市場で円安に傾いていたことで、輸出株中心に押し目買いが入り小幅プラス圏を確保した。ところが後場に入ると先物を絡めた売りが噴出、日経平均は波乱含みの下げに見舞わる形に。円安が一服したことやアジア株市場が総じて安かったことなどが嫌気され、再び利食い急ぎの動きが表面化し全体相場を押し下げた。きょうは米国株市場が休場となることから、海外機関投資家も米系ファンドの参戦が少なく、そのぶん国内勢の売りがこなし切れなかった面もあるようだ。ただ、個別株は中小型株が強く、値上がり銘柄数は1000を上回り、値下がり銘柄数を大幅に上回っている。

  • 松野博一官房長官は19日午後の会見で、新型コロナウイルスについて、今年の夏場に一定の感染拡大の可能性があるとの見解を示した。その上で「幅広い医療機関で新型コロナの患者に対応する医療体制への移行を進めている」と説明した。松野官房長官は、足元の感染状況に関し「緩やかに増加しており注視していく」と述べ、特に沖縄県では感染拡大がみられると指摘した。

  • 欧州株式市場は反落して取引を終えた。市場では中国が打ち出す可能性のある追加景気刺激策のほか、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が週内に行う議会証言が注目されている。この日は米金融市場が祝日のため休場になっていることで薄商い。STOXX欧州600種指数は1.0%下落。前営業日に過去最高値を付けたドイツのDAX指数も1.0%下落した。中国国営メディアによると、国務院(内閣に相当)が先週16日に会合を開き、経済成長を促進するための方策について討議した。ジェフリーズのストラテジストは「期待外れだったデータなどを踏まえると、
    一段と積極的な刺激策が策定されるか注目されている」としている。

  • 原油先物は下落。中国経済成長に対する不透明感を受けた。清算値は、北海ブレント先物<LCOc1>が0.48ドル(0.6%)安の1バレル=76.13ドル。米WTI先物<CLc1>は0.49ドル(0.7%)安の1バレル=71.29ドルだった。米国が祝日のため、商いは薄かった。

↓6/19(月)経済指標をまとめました。

2023/6/19

今後の重要イベント

今後の重要イベント

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?