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2024.1.4(木)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前営業日比175.88円安と3日続落。プライム市場の売買高概算は16億7612万株、売買代金概算は4兆1136億円。値上がり銘柄数は1216、対して値下がり銘柄数は410、変わらずは31銘柄だった。2024年の大発会となったきょうの東京市場だったが、朝方は買い手控え感が強かった。前日の欧州株市場で主要国の株価指数が総じて安く、米国株市場でもハイテク株中心に売り込まれ、ナスダック総合株価指数が4日続落するなどリスク回避ムード。投資家のセンチメントが悪化するなか、朝方は先物主導で日経平均は大きく下値を探り、一時700円を超える急落をみせる場面もあった。米長期金利が上昇傾向にあることや、国内では能登半島地震の影響もあって、見送りムードを助長した。しかし、その後は急速に戻り足に転じた。新NISAが1月から開始されたことに伴い、新たな個人投資家層の買いが観測されている。また日経平均は安くても、個別では値上がり銘柄数が全体の7割を超えるなど買い気の強い地合いでTOPIXは12ポイント高と上昇した。売買代金も4兆円を上回るなど活況だった。

  • 中国株式市場は下落。酒造株が下げた。この日発表された昨年12月の中国サービス部門購買担当者景気指数(PMI)は5カ月ぶりの高水準だったが、投資家の間ではマクロ経済に対する懸念が根強い。 香港株式市場は横ばい。

  • 欧州株式市場は3営業日ぶりに反発して取引を終えた。銀行株と公益事業株が上昇したのが相場を押し上げた。STOXX欧州600種銀行株指数は1.81%、公益事業株指数は1.63%それぞれ上昇。ヘルスケア株指数は1.36%上げ、5営業日続伸した。一方、小売株指数は0.75%下げた。

  • 米国株式市場はダウ工業株30種が小幅に上昇して取引を終えた。金融株の上げや堅調な雇用データに支援された。一方、テクノロジー株が中心のナスダック総合は年初から3営業日続落。昨年終盤の大幅上昇を受けて利食い売りが続いた。2024年に利下げが開始されるとの観測が昨年終盤にかけて市場を押し上げたが、米連邦準備理事会(FRB)が3日公表した23年12月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨は利下げ開始時期についてほとんど手掛かりを示さなかった。堅調な雇用データを受け、利下げ開始が後ずれするとの見方が高まり、金融市場には4日も慎重ムードが漂った。米10年債利回りは4%近辺に上昇。株式市場ではグロース株から他のセクターにシフトする動きが見られた。

↓1/4 (木) 経済指標をまとめました。

2024/1/4

今後の重要イベント

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