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2023.10.30(月)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は、前週末比294.73円安の3万696円96銭と大幅反落して取引を終えた。前週末の大幅反発の反動で朝方から売りが先行し、弱含みで推移。日銀金融政策決定会合の結果発表をあす31日に控えることから、会合の内容を確認したいとして、手控えムードも広がったようだ。午後1時37分には、同453円40銭安の3万538円29銭と、きょうの安値を付ける場面がみられたが、下げ渋る動きがみられ、取引終了にかけて下げ幅を縮小した。外国為替市場では1ドル=149円60銭台と、もみ合い。東証プライムの出来高は29億517万株、売買代金は5兆6674億円。騰落銘柄数は値上がりが206銘柄、値下がりが1422銘柄、変わらず27銘柄だった。

  • 日本経済新聞は30日、日銀が31日の金融政策決定会合で長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の再修正を議論するとし、現在1%としている長期金利の事実上の上限を柔軟にし、一定程度1%を超える金利上昇を容認する案が有力だと伝えた。日経によると、日銀内で浮上しているのは、連続指し値オペの運用などを改めることで、一定程度1%を上回る金利上昇を容認する案。市場実勢に配慮することで日銀の国債購入が過度に膨らまないようにし、投機筋が債券を売り浴びせる状況を未然に防ぐ考えだという。日銀は7月の決定会合で金利操作の運用を柔軟にし、それまで上限としていた0.5%を「めど」に変え、長期金利1%の水準で国債を無制限に買い入れる「連続指し値オペ(公開市場操作)」を実施する措置を導入した。

  • 中国株は続伸して取引を終えた。当局主導の株価対策が再び効果を表しているとみられる。一方、香港株は中東情勢緊迫化への懸念に圧迫された。

  • 香港高等法院(高裁)は30日、中国不動産大手の中国恒大集団を巡る清算申し立て審理を12月4日に延期した。同社は再編計画を打ち出せなければ清算に直面することになる。

  • 欧州株式市場は反発して取引を終えた。製薬銘柄などが買われた。投資家が主要なインフレ指標の動向を評価している中で、国債利回りが低下したことも買いを促した。

  • 米国株式市場は主要3株価指数が1%超上昇して取引を終えた。金利に敏感な大型株が買われ、前週の下げから切り返した。今週は相次ぐ米企業決算や経済指標、米連邦公開市場委員会(FOMC)などイベントが目白押しとなっている。マイクロソフトやアマゾン・ドット・コム、アップルが上げを主導した。

↓10/30 (月) 経済指標をまとめました。

2023/10/30

今後の重要イベント

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