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2023.9.5(火)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前営業日比97.58円高と7日続伸。朝方は模様眺めムードのなか、方向感がつかめず売り買い交錯で始まった。寄り後は目先利益を確定する動きが優勢で、日経平均株価は下値を探る動きとなったが、売り一巡後は押し目買いで下げ渋る展開に。前日の米国株市場はレーバーデーの祝日で休場だったことから買い手掛かりに事欠いたが、徐々に強気が優勢の地合いとなり、後場は上昇に転じた。日経平均は7連騰となり終値で8月1日以来となる3万3000円台を回復した。なお、TOPIXの方は33年ぶり高値圏を快走中。アジア株は中国や香港株が安くなるなど高安まちまちの展開となり、米株価指数先物も軟調だったが、外国為替市場で円安が進行したことを背景に市場のセンチメントが改善した。

  • 中国・香港株式市場は反落。財新/S&Pグローバルが発表した8月の中国サービス部門購買担当者景気指数(PMI)が8カ月ぶりの低水準となったことを嫌気した。最近の相次ぐ景気刺激策発表を受けた楽観的な見方が後退した。

  • ニューヨーク外為市場で、ドル/円<JPY=EBS>が一時147.71円と10カ月ぶりの高値を更新した。中国など世界経済の成長に対する懸念から安全通貨としてのドル買いが進んだ。市場関係者は日本当局による円買い介入の可能性を注視している。

  • 欧州株式市場は下落して取引を終えた。中国とユーロ圏それぞれのサービス業景況感が低迷し、世界経済の成長鈍化への懸念が強まった。一方、石油・ガス株が上昇したことで下げ幅は抑えられた。

  • 米国株式市場は米国債利回りの上昇と原油高に圧迫され、下落して終了した。ダウ工業株30種が主要指数の下げを主導した。前週は米連邦準備理事会(FRB)のタカ派的な度合いが薄れるとの観測から主要3指数はそろって上昇したが、今週に入りそうした見方はやや後退している。経済の底堅さを示す指標を受け、米国債利回りが上昇した。米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は5日、一連の直近データはFRBに利上げの必要性を見極める余地を与えていると述べた。

↓9/5(火)経済指標をまとめました。

2023/9/5

今後の重要イベント

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