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2023.10.18(水)株式相場 株式相場の記録をしていきます
経済動向
日経平均株価は前営業日比1.96円高と小幅続伸。前日の米国株市場では、9月の米小売売上高が市場コンセンサスを上回る内容だったことから米長期金利が上昇、これを受けてハイテク株を中心に冴えない値動きとなったが、東京市場でもこれを引き継いで取引前半はやや売り優勢の展開を強いられた。ただ、後場は押し目買いが観測され、徐々に水準を切り上げる地合いとなった。半導体関連の一角に買いが入り全体相場を支える格好となったが、医薬品株やサービスなど内需株に売りが出て全体指数の上値も重かった。業種別では33業種中、過半の19業種が高く、個別株も値上がり銘柄数が全体の3分の2近くを占めたが、売買代金上位の主力銘柄は高安がほぼ拮抗していた。
日本政府観光局が18日発表した今年9月の訪日外客数(推計)は218万4300人となった。コロナ禍前の2019年9月比で3.9%減となり、4年前の同じ月と比べた減少率は8月の14.4%から縮小した。コロナ禍前からの回復率は9割を超えた。
中国株式市場は反落して引けた。第3・四半期の国内総生産(GDP)が市場予想を上回ったものの、米国の半導体輸出規制拡大を受けて地政学リスクを巡る懸念が高まった。パレスチナ自治区ガザの病院で17日に爆発があり、イスラエルとイスラム組織ハマスの紛争拡大回避に対する期待が後退したことも地合いを悪化させた。香港株式市場も反落した。
欧州株式市場は続落して取引を終えた。半導体関連銘柄などが売られたのが相場を押し下げた。オランダの半導体製造装置メーカー、ASMLホールディングは3.4%下落。2023年第3・四半期の受注が市場予想を下回り、24年通期決算の売上高は横ばいになると警告したことが嫌気さ
れた。米国株式市場は大幅安で取引を終えた。米債利回りが再び上昇したほか、米企業の四半期決算を受けた。中東情勢の緊迫化でリスク回避が進み、安全資産とされる金は2カ月超ぶりの高値を付けた。予想変動率を示すVIX指数は急上昇した。米一戸建て住宅建設の回復を示す指標が発表され、米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めを長期化させるとの観測が高まり、長期金利は上昇した。
↓10/18 (水) 経済指標をまとめました。
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今後の重要イベント
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