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2023.8.23(水)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前営業日比153.55円高と3日続伸。前日の米国株市場では金融株の下げが目立ち、投資家心理が悪化、NYダウが下値を探る展開となった。これを受けて、東京市場でも主力株中心に売りが先行したものの、下値では空売りの買い戻しや押し目買いニーズが活発だった。アジア株市場は高安まちまちだったが、米株価指数先物が頑強な値動きを示し、これを横目に日経平均も上値を指向する地合いに。米エヌビディア<NVDA>の決算発表やジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演を控え、後場前半は伸び悩む場面もあったが、引けにかけ買い直された。個別株はプライム市場の77%の銘柄が上昇している。なお、売買代金は2兆5000億円強と低調だった。

  • 中国株式市場は反落。不動産部門の問題が波及するリスクがあるとの懸念で海外勢が売りを出した。香港株式市場は続伸。一部のインターネット企業や消費関連企業のサプライズ決算に支援された。

  • 欧州株式市場は続伸して取引を終えた。スイスの製薬大手ロシュが買われたのがスイスの主要株指数を押し上げた。ただ、欧州の経済活動が減速していることを示す指標が増えたのが嫌気され、全体の上げ幅は抑えられた。

  • 米国株式市場は上昇。引け後に四半期決算の発表を控える半導体大手エヌビディアへの買いが膨らんだ。エヌビディアは3.2%高で終了。時間外取引では9%高となった。同社の第3・四半期の売上高予想は市場予想を上回った。他のテクノロジー株も上昇し、マイクロソフトは約2%高。エヌビディアの明るいニュースが、テクノロジー株を一段と押し上げるとの投資家期待が高まっている。同社株は年初から220%超上昇している。

  • 米半導体大手エヌビディアが23日発表した第3・四半期の売上高予想は市場予想を上回った。人工知能(AI)向け半導体の需要急増が追い風になっている。第3・四半期の売上高予想は約160億ドルプラスマイナス2%。リフィニティブによるとアナリスト予想平均は126億1000万ドルだった。第2・四半期(7月30日まで)の調整後売上高は135億1000万ドル。市場予想は112億2000万ドルだった。データセンター事業の売上高は141%増の103億2000万ドル。市場予想の76億9000万ドルを20億ドル以上上回った。

↓8/23(水)経済指標をまとめました。

2023/8/23

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