見出し画像

2023.9.6(水)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前営業日比204.26円高と8日続伸。朝方から買いが先行し途中伸び悩む場面はあったものの、終始3万3000円台をキープし、取引終盤に上げ足を強めた。前日の欧州株市場では主要国の株価指数が総じて軟調だったほか、米国株市場でも長期金利の上昇を嫌気して、NYダウが200ドル近い下げをみせた。足もとで原油価格が高騰するなか、インフレ警戒感が再燃、FRBによる金融引き締め長期化への懸念が重荷となった。しかし、日米金利差拡大を背景に外国為替市場でドル買い・円売りの動きが強まり、1ドル=147円台後半まで円安が進んだことで、東京市場では輸出セクター中心に株価の下支え材料となった。ただ、アジア株が総じて軟調な推移となっており、東京市場も取り立てて買い材料はなく。先物主導のインデックス買いの影響が大きかったようだ。値上がり銘柄数もプライム市場全体の53%にとどまった。

  • 中国・香港株式市場はまちまち。追加の規制緩和を巡る観測で不動産株が急伸したため一時の下げから回復し、ほぼ横ばいで終了した。あすの中国貿易統計に注目が集まっている。

  • カナダ銀行(BOC、中央銀行)は6日の理事会で、政策金利である翌日物金利の誘導目標を5.0%に据え置くことを決めた。経済は低迷期に入ったとの見解を示しつつも、今後もインフレ圧力が続いた場合には追加利上げの可能性もあると表明した。

  • 欧州株式市場は続落して取引を終えた。世界的な成長鈍化や政策金利の高止まりへの懸念が重しとなった。債券利回りの上昇も株価を圧迫した。ドイツの7月の鉱工業受注指数(季節・日数調整済み)は前月比で急激に落ち込み、予想を大幅に下回った。

  • 米国株式市場はナスダック総合を中心に主要3株価指数が続落して取引を終えた。予想を上回る米サービス部門の経済指標を受け、依然として根強いインフレが利上げ長期化につながるとの懸念が強まった。米供給管理協会(ISM)が6日発表した8月の非製造業総合指数は54.5と前月の52.7から上昇し、2月以来の高水準となった。新規受注が堅調に推移したほか、価格指数も上昇した。

↓9/6(水)経済指標をまとめました。

2023/9/6

今後の重要イベント

今後の重要イベント

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?