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2023.5.2(火)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均は、前営業日比34.77円高と、4日続伸して取引を終えた。3営業日連続で年初来高値を更新した。朝方は、円安・ドル高を受けて買いが先行し、2万9278円80銭(前日比155円62銭高)と高く寄り付いた。ただ、きのうまでの連日の年初来高値更新で利益確定売りも出やすく、一巡後は下げに転じ、前場終盤には2万9083円13銭(同40円05銭安)まで軟化した。後場は、再度プラス圏に持ち直したが、戻りは限定され、大引けにかけて上値が重くなった。半導体関連株などが高く指数を支えたが、あすからの5連休や、FOMC(米連邦公開市場委員会、2-3日開催)などの重要イベントを控え、買いは鈍った。

  • ファーストリテイリングがこの日の取引終了後、4月度の国内ユニクロ売上速報を発表しており、既存店とEコマースを合わせた売上高は前年同月比1.7%増と5カ月連続で前年実績を上回った。客数は同5.4%減だったものの、端境期の羽織物やトレンドを捉えた春夏の新商品の販売が好調だったことで客単価が同7.5%増となり、売り上げを牽引した。

  • 米商務省が2日発表した3月の製造業新規受注は前月比0.9%増加した。民間航空機・同部品が78.3%と急増したのが全体を押し上げ、2月の1.1%減からプラスに転じた。ロイターがまとめた3月の市場予想は1.1%増だった。前年同月比は2.4%増。

  • 連休明けの欧州株式市場は反落して取引を終えた。STOXX欧州600種指数<.STOXX>は4月上旬以来、1カ月弱ぶりの低水準だった。米国の債務不履行(デフォルト)懸念や中国の弱い経済データ、米欧中央銀行の今週の利上げ決定が見込まれていることなどを背景に原油価格が低下し、エネルギー銘柄が売られた。

  • 米国株式市場は主要株価3指数が軒並み1%超下落。金融システムに対する懸念が再燃する中、地銀が売りを浴びたほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を3日に控え、警戒感が強まった。米連邦準備理事会(FRB)は3日までに開く会合で0.25%ポイント利上げを実施すると幅広く予想されているものの、その後利上げを停止、もしくは追加利上げが依然必要というシグナルを発するか注目されている。

↓5/2(火)経済指標をまとめました。

2023/5/2

今後の重要イベント

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