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2023.8.14(月)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前営業日比413.74円安と大幅反落。朝方は、前週末11日の米国株式市場で、ハイテク株が下落した流れを受け、値がさ半導体関連株などに売りが先行した。その後、円安・ドル高進行を支えに、日経平均は上げに転じ、3万2613円99銭(前営業日比140円34銭高)まで上昇する場面もあった。ただ、買いは続かず、再び軟化。円安一服とともに株価指数先物売りを交えて下げ幅を拡大。中国・上海総合指数や香港ハンセン指数などアジア株安も重しとなり、後場終盤には3万2031円54銭(同442円11銭安)まで下押しした。一巡後の戻りは限定され、引けにかけて安値圏で停滞した。なかで、値がさ主力株中心に軟調となり、指数を圧迫した。

  • 14日の香港株式市場で中国の不動産開発大手、碧桂園が過去最安値を更新した。債務問題が悪化する中、オンショア社債の取引が停止されたことから、オフショア債にも圧力がかかっている。中国最大の民間不動産開発会社の苦境が住宅購入者や金融機関に悪影響を及ぼしかねず、不動産セクターや経済全体の足元の回復見通しがさらに後退する可能性があるため、市場は神経質になっている。不動産セクターは中国経済の支柱だが、2021年末ごろから販売が急減、流動性も悪化し、複数の開発会社がデフォルト(債務不履行)に陥っている。碧桂園の株価は午前の取引で15%超下落し0.83香港ドルを付けた。ハンセン本土不動産指数は4.6%下落した。碧桂園株は今月に入って50%近く下落している。

  • 週明けの欧州株式市場は反発して取引を終えた。ヘルスケアや小売株が上昇した一方、中国の不動産分野への懸念が響いて資源株や石油・ガス株は下落した。

  • 米国株式市場は上昇。米半導体大手エヌビディア<NVDA.O>がモルガン・スタンレーの強気な見方を手掛かりに上昇し、ナスダック総合とS&P総合500種押し上げに寄与した。また、米小売各社が週内に発表する四半期決算に注目が集まる。

↓8/14(月)経済指標をまとめました。

2023/8/14

今後の重要イベント

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