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2023.9.14(木)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前営業日比461.58円高と大幅反発。前日の米国株市場では、8月の米消費者物価指数(CPI)が事前の想定内の結果だったことを受け、FRBの金融引き締めに対する過度な懸念が後退、ハイテク株に買いが入った。米CPIを無難に通過したことで、東京市場もセンチメントが改善し、半導体などハイテク主力株中心に商いを伴って上昇する銘柄が多かった。解散総選挙観測を背景に後場は一段高となり、インデックス買いで日経平均は上げ足を強めた。

  • 中国・香港株式市場はほぼ横ばいで引けた。欧州連合(EU)のEV(電気自動車)に対する調査発表で序盤に打撃を受けた自動車株は下げ幅を縮小した。

  • 欧州株式市場は反発して取引を終えた。欧州中央銀行(ECB)は14日の理事会で中銀預金金利を4.00%に引き上げることを決める一方で、金融引き締め終了に近づいていると示唆したことがプラス材料となった。コモディティー(商品)価格の上昇で資源株やエネルギー銘柄も買われた。

  • 米労働省が14日発表した9月9日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は22万件と、前週(改定値)の21万7000件から増加した。エコノミスト予想は22万5000件だった。増加したものの、今年のレンジ(19万4000─26万5000件)の下限近くにとどまっている。

  • 米国株式市場は上昇して終了した。一連の米経済指標を受け、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが決定されるとの観測は高まらない中でも、景気後退(リセッション)に対する懸念が和らいだことが背景。ソフトバンクグループ(SBG)傘下の英半導体設計大手アームがナスダック市場に力強く上場したことも押し上げ要因となった。アームの初値は米国預託株式(ADS)1株当たり56.1ドルと、新規株式公開(
    IPO)価格の51ドルを10%上回った。終値は公開価格を25%近く上回り、時価総額は650億ドルとなった。

↓9/14(木)経済指標をまとめました。

2023/9/14

今後の重要イベント

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