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2023.7.14(金)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前日比28.07円安と小反落。円高進行に加え、3連休を控えるなか上値は重く方向感に欠ける展開となった。前日の米株式市場では、NYダウは47ドル高と4日続伸。6月卸売物価指数(PPI)の上昇率が市場予想を下回り、インフレ懸念が後退した。これを受け、東京市場も値を上げてスタート。日経平均株価は一時300円を超える上昇となった。ただ、3万2500円を超える水準では利益確定売りが強く上値は抑えられる展開。円高に加え3連休前で積極的な売買も手控えられるなか、後場にかけ一進一退状態が続き、引けにかけ値を下げた。

  • 暗号資産(仮想通貨)が規制・投資環境の変化を背景に値上がりしている。米連邦地裁が13日、リップル社の仮想通貨XRPについて一般投資家に販売される場合は「有価証券」に該当しないとの判断を示したことや、米資産運用大手ブラックロック<BLK.N>が先月、ビットコインの現物ETF(上場投資信託)の承認申請を行ったことなどが背景。

  • 中国・香港株式市場は小幅続伸。当局による景気支援姿勢が相場を支えた。前日の急伸を受け、週間ベースで大幅な上昇を記録した。

  • 米ミシガン大学が14日発表した7月の消費者信頼感指数(速報値)は72.6に上昇し、2021年9月以来約2年ぶりの高水準に達した。インフレが和らぎ、雇用市場が堅調を維持していることが背景にある。

  • 欧州株式市場は小幅反落して取引を終えた。週間ではSTOXX欧州600種指数が2.94%上昇と上げ幅は3月下旬以来、約3カ月半ぶりの大きさとなった。米インフレ指標は経済がディスインフレ局面に入りつつあることを示唆し、FRBが7月に25ベーシスポイントの利上げを決定後に政策金利の引き上げを停止する可能性があるとの思惑が強まったのが買いを後押しした。

  • 米国株式市場はS&P総合500種が小幅安で取引を終えた。決算シーズンの幕開けとなった四半期決算を受け大半の銀行株が下落した。ただ、主要3株価指数は週間で上昇となった。米金融大手JPモルガン・チェースは0.6%上昇したが、ウェルズ・ファーゴ(Wファーゴ)は0.3%安。両行とも四半期決算は増益となったが、商業用不動産(CRE)ローンに対する貸倒引当金を積み増したと発表した。

↓7/14(金)経済指標をまとめました。

2023/7/14

今後の重要イベント

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