見出し画像

2023.10.23(月)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前営業日比259.81円安と3日続落。前週末の欧州株市場が総じて売られたほか、米国株市場でもNYダウをはじめ主要株価指数が下値を探る動きを継続、東京市場でも日経平均は終始マイナス圏での推移を強いられた。途中買い戻しで下げ渋る場面も何度かあったが、上値を買い進む動きには発展せず、結局この日の安値圏で着地している。中東情勢の不透明感や米長期金利の高止まりを嫌気する売りが続いている。国内長期金利が10年ぶりの高水準となったことも逆風材料。次回の日銀金融政策決定会合で日銀が政策修正を行うことへの警戒感が見送りムードを助長した。値下がり銘柄数は後場に入り急増、全体の82%の銘柄が下げたほか、売買代金も低調で3兆円台を下回った。

  • 中国株式市場では優良株で構成するCSI300指数が約4年半ぶりの安値で引けた。ハイテク株などが売られた。海外市場の動向や中国経済に対する懸念が背景。

  • 欧州連合(EU)統計局が23日発表した10月のユーロ圏消費者信頼感指数(速報値)はマイナス17.9と、前月のマイナス17.8から0.1%ポイント悪化した。ただ、エコノミスト予想(マイナス18.3)ほど悪化しなかった。EU全体の消費者信頼感指数はマイナス18.7と、前月から横ばいだった。

  • 欧州株式市場は続落して取引を終えた。国債利回りの上昇や、中東情勢への懸念が引き続き相場の重しとなった。欧州連合(EU)は今週の首脳会議で、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘の「人道的な一時停止」を呼びかける声明を出す見通し。一方、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの空爆が続いた。

  • 米国株式市場は、米10年債利回りが一時5.0%を上回った後に低下する中、まちまちで取引を終えた。市場では週内に発表される一連の企業決算や主要経済指標も注目されている。S&P総合500種が小幅安で終了した一方、ナスダック総合は金利動向に敏感なモメンタム銘柄が主導して高く引けた。ダウ工業株30種は4日続落となった。

↓10/23 (月) 経済指標をまとめました。

2023/10/23

今後の重要イベント

今後の重要イベント

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?