見出し画像

2023.7.25(火)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前営業日比18.43円安と小幅反落。寄り付きは日経平均が若干高くスタートしたが、すぐに売り圧力が顕在化し下値模索の展開に変わった。前日の米国株市場ではNYダウが11日続伸と記録的な連騰をみせ、外国為替市場でも円安方向に振れたことで、東京市場でも株高の条件は揃っていたが、今週末の日銀金融政策決定会合の結果や4~6月期の企業決算本格化を前に利益確定の売りが優勢となった。ただ、下値では押し目買い需要も旺盛だった。後場後半は先物を絡め一貫して戻り足となり、大引けはプラス圏には届かなかったものの後場の高値で引け、下落率は0.1%未満にとどまった。中国政府による経済対策への期待感から、中国・上海株や香港株などアジア株が総じて高く、市場のセンチメントが改善した。値上がり銘柄数は全体の6割近くを占めている。

  • 中国・香港株式市場は急反発。中国共産党の中央政治局会議で景気回復を支える政策を強化する方針が示されたことを好感した。

  • 欧州株式市場は6営業日続伸して取引を終えた。中国当局が内需の拡大に注力するなど景気回復支援を表明したことが好感され、資源株などの上昇が相場をけん引した。主要消費国である中国の需要改善への期待感から金属価格が上がった。

  • 米国株式市場はナスダック総合が上昇し全体の上げを主導した。引け後にアルファベットやマイクロソフトなどハイテク大手の決算発表を控え、人工知能(AI)関連に対する投資家の期待が高まった。AI関連サービスがクラウド事業の減速を補うとの期待から、アルファベットは0.6%高、マイクロソフトは1.7%高で取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)が25─26日の連邦公開市場委員会(FOMC)で25ベーシスポイント(bp)の利上げを決定すると予想される中、当局者は最近の経
    済指標にどの程度重きを置くかという選択に直面する。

  • 米マイクロソフト<MSFT.O>が25日発表した第4・四半期(4─6月)決算は、人工知能(AI)の新技術を採用した製品のアップグレードでクラウドサービス事業が恩恵を受け、売上高と利益が市場予想を上回った。
    ただ、AI部門のための新たなデータセンターを建設したことでコストが前四半期から大幅に増加。決算発表を受け株価は取引終了後の時間外取引で約1%下落した。

  • 米グーグルの持ち株会社アルファベットが25日発表した第2・四半期決算は、利益が市場予想を上回った。クラウドサービスに対する安定的な需要と広告収入の回復が支援した。引け後の時間外取引で、アルファベットの株価は6%超上昇した。純利益は1株当たり1.44ドルと、リフィニティブがまとめたアナリスト予想の1.34ドルを上回った。売上高は746億ドルで、予想の728億2000万ドルを上回った。「グーグルクラウド」の売上高は28%増の81億ドルで、予想の77億5000万ドルを上回った。前四半期とほぼ同水準の伸びを維持した。

↓7/25(火)経済指標をまとめました。

2023/7/25

今後の重要イベント

今後の重要イベント

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?