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2023.9.21(木)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前営業日比452.75円安と3日続落。前日の米国株市場ではFOMC通過後にハイテク株中心に値を崩しNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに下落。FOMCでは事前の予想通り追加利上げは見送られたものの、パウエルFRB議長の記者会見がタカ派的とみられ、米長期金利の上昇を横目に売りに押される展開となった。東京市場でも国内長期金利の上昇がグロース株に逆風となり、全体指数を押し下げる格好となった。取引時間中は米株価指数先物が軟調な値動きを示したことや、アジア株市場がほぼ全面安に売られたことも投資家心理を冷やした。

  • 岸田文雄首相は21日(日本時間22日)、国連総会出席のため訪れている米国で講演し、日本の資産運用業を強化するため、国内外からの新規参入を促進する方針を示した。参入障壁の是正や規制緩和など政策の実施計画を年内に打ち出す。個人の金融資産所得を増やし、成長と分配の好循環を目指す政策の一環と位置付ける。さらに、海外からの参入促進を念頭に資産運用特区を創設し、英語だけで行政対応を完結させるため規制改革を進めるほか、日米を基軸にした資産運用フォーラムを立ち上げる構想も明らかにした。

  • 中国・香港株式市場は続落して終了した。米連邦準備理事会(FRB)がタカ派姿勢を示したことで地合いが悪化し、中国株は10カ月ぶりの安値となった。

  • 欧州株式市場は反落して取引を終えた。世界の主要中央銀行が政策金利を長期間にわたって高水準で維持することを示唆したタカ派姿勢が嫌気され、売りが優勢となった。

  • 米国株式市場は大幅続落して取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)の金利引き締めが予想以上に長期化するとの懸念から、投資家のリスク選好意欲が減退した。FRBは9月19─20日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を5.25─5.50%で据え置いた。ただタカ派的なスタンスを強め、年内の追加利上げを想定した。これを受けて米10年債利回りが16年ぶり高水準を記録。金利に敏感な大型株が下落した。金利動向に敏感な大型株が売られ、アマゾン・ドット・コム、エヌビディア、アップル、アルファベットが売られ、S&P総合500種とナスダックを圧迫、両指数は6月以来の安値で引けた。

↓9/21(木)経済指標をまとめました。

2023/9/21

今後の重要イベント

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