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2024.3.14(木)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前営業日比111.41円高と4日ぶり反発。朝方は売りが先行し日経平均は一時300円近い下落をみせる場面もあった。前日の米国株市場ではNYダウは小幅に上昇したものの、米長期金利上昇を背景にハイテクセクターが冴えず、ナスダック総合株価指数は軟調だった。これを受けて東京市場でも半導体関連などを中心に売りに押される銘柄が目立った。来週行われる日銀金融政策決定会合でマイナス金利が解除されることへの警戒感が上値を重くしている。しかし、売り一巡後は押し目買いが徐々に優勢となった。堅調な米株価指数先物を横目に漸次下げ渋り、後場はプラス圏に突入し次第に水準を切り上げた。値上がり銘柄数は1200を上回りプライム市場全体の75%が上昇。ただ、売買代金は4兆3000億円台でこれは前日を下回り、2月21日以来の低い水準だった。

  • 中国・香港株式市場は続落して引けた。中国ではゲーム関連株や半導体株が下げを主導。香港では地政学的リスクへの懸念が根強い中、中国バイオ企業の無錫薬明康徳新薬開発が急落した。ハンセン指数終値は120.45ポイント(0.71%)安の1万6961.66。

  • 欧州株式市場は反落して取引を終えた。米卸売物価指数(PPI)の発表を受けてインフレが根強いことが一段と鮮明になり、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始時期に対する不透明感が広がったことが投資家心理を冷やした。資源株の下落も相場を押し下げた。

  • 米国株式市場は下落して取引を終えた。半導体株の売りが続いた。卸売物価指数(PPI)の伸びが加速し、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始時期が後ずれするのではないかとの懸念が浮上した。米労働省が14日発表した2月のPPIは前月比0.6%上昇と1月の0.3%上昇から加速。市場予想(0.3%上昇)を上回った。ガソリンや食料品など財(モノ)の価格が上昇した。FRBは来週開く連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利を据え置くと予想されている。CMEのフェドウオッチによると、6月に少なくとも25ベーシスポイント(bp)の利下げが実施される確率は62.9%と1週間前の81.7%から低下した。

↓3/14 (水) 経済指標をまとめました。

2024/3/14

Fear & Greed Index

→73     GREED

今後の重要イベント

※3月 権利確定日
権利付き最終日 3/27(水)
権利落ち日   3/28(木)

今後の重要イベント

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