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2023.4.20(木)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均は、前営業日比50.81円高の2万8657円57銭と、小幅に反発して取引を終えた。前日の米国株市場では景気敏感株などが冴えず、NYダウが続落した。前日発表された英国のCPIが高水準で、米国でもインフレ警戒ムードが再燃する格好に。ただ、ナスダック総合株価指数がわずかながら高く引け、為替もドル高・円安に振れたことで、東京市場ではハイテクセクター中心に株価の下支え材料となった。一方、前日の訪日外国人客数の発表を受け、インバウンド関連株に買われるものが目立った。前場取引時間中に、岸田首相が海外からの投資促進を促す策として、半導体などの分野でサプライチェーン確立の数値目標を掲げた「アクションプラン」を月内にも示すと伝わり、半導体関連株の一角などに買いを誘導し、全体指数の上昇に反映された。

  • 中国株式市場は続落して取引を終えた。一連の経済指標で回復の度合いがまだら模様であることが鮮明となり、地合いが悪化した。一方、情報技術(IT)株は上昇した。

  • 米労働省が20日発表した4月15日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週から5000件増加し24万5000件となった。ロイターがまとめたエコノミスト予想(24万件)を上回り、労働市場が徐々に減速していることを示唆した。

  • 米国株式市場は、電気自動車(EV)大手テスラ<TSLA.O>や通信大手AT&T<T.N>の決算が低調だったことを受け、下落して終了した。テスラは9.7%下落した。第1・四半期決算で粗利益率が約2年ぶり低水準となり、値下げを継続する可能性を示したことが嫌気された。投資家は、米政策金利の行方を見極めようとしている。景気減速により米連邦準備理事会(FRB)が年内に利下げを開始するとの見方が大勢となっている。

↓4/20(木)経済指標をまとめました。

2023/4/20

今後の重要イベント

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