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やまかがし
2016年6月10日 19:14
薄紅に凍てついた空日陰の電線に止まる雀決して近づかない 白と黒見える吐息と舞う埃が光を伝え朝露に濡れ 影を伸ばしまた 次の朝を迎える手のひらから溢れる 温もりの答えが穏やかな1人の夜を 永久に喩えると言葉は意味をなくし 理性は役に立たず針を止めた その一瞬がじわり じわり 白む夢彩を薄めた 朝はすぐにゆらり ゆらり 綻んで君の傍を 選んだ潮騒が遠のいた街風は足