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20年ぶりのKAWS展へ

こんにちは。制作部の相河です。

先日、六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで
開催されている、「KAWS TOKYO FIRST展」に行ってきましたので、
今回はそちらの紹介をしたいと思います。

KAWS(カウズ)とは ※外部リンク

KAWSを知ったきっかけとしては20数年前、アーティスト単体のアートワークで知ったというより、当時は「裏原宿系」と言われるストリートファションが大ブームで、それらファッションブランドとコラボされた洋服やグッズ等から興味をもって知ったという少しミーハーな経緯でした。
現在でも、ユニクロとコラボは非常に有名ですが、他にもCOMME des GARÇONSやDIORの様なハイブランドともコラボしたりして、メディアでも観たことがある方は多いのではないでしょうか。

20年前にも渋谷パルコで日本初のKAWSの個展が開催されて、
そちらにも行った記憶があるのですが、「もうあれから20年も経つのか…」と時の流れの速さに恐ろしさを感じてしまいます(笑)

今回の個展の感想としては、初期からのグラフィティやスクリーン作品の数々からブルックリンにあるアトリエの再現や、ひと際目を引く巨大オブジェ作品等と多数展示されており、20年の軌跡を一挙公開といった感じでとても見応えがありました。
ちなみに本展は1時間毎に入場人数を制限した事前予約制で、密にならずゆっくりと観覧することができ、掲載している写真も自由に撮影できました。

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個人的には世界的にも超有名?なキャラクター達を流用(アプロプリエーションというらしい)した、極彩色豊かなグラフィティ作品が好きなのですが、一見するとグラフィックソフト等で作成して、プリントした作品の様に見えるのですが、アクリル絵具の原色を使用し、筆でムラなく描かれており、近距離で見ても緻密でキレイな様はKAWSのグラフィティに対する真髄を見ることができます。

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またスマホでARを使った作品や体験型のインタラクティブ展示もあり、
大人から子供までも楽しめる様な演出がとても参考になりました。

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10月も近づき、天候もようやく秋らしくなってきましたが、
たまには「芸術の秋」として色々な感性に触れるのもいいですね。
最後にかなり昔にニューヨーク旅行した時に、とあるストリートのレンガ壁面に今回紹介したKAWSのグラフィティ作品を発見しました。
わざと凸凹とした描きにくい場所にペイントされていたのですが、
それを見てとても感動し、刺激を受けた事を思い出しました。
思いっきりの外出や海外旅行とかが出来る日常に、はやく戻ると
いいですね!

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