見出し画像

日向坂46とオードリーとテレビ、すべてを巻き込む仲人はガハハと笑う。

今週も『日向坂で会いましょう』おもしろかったですね。

今回は現在行われてる日向坂46ライブツアー「Happy Smile Tour 2022」の愛知会場に来たおひさまに番組アンケートを実施し、その回答を伝説の『クイズ100人に聞きました』のフォーマットを使用して行うクイズ企画【クイズおひさま100人ぐらいに聞きました】を行った。

これまで登場したおじさんネタはかろうじて知ってたりしたけど、今回のこれは名前すらも全く知らなかった。調べてみたら、1979年4月2日から1992年9月28日と結構長いことやってた番組だった。30分番組だったことにびっくりした。

今回の放送には『あちこちオードリー』などを手掛けるテレビディレクター佐久間宣行さんによる『じゃないとオードリー』の「オードリーのオフモードをゼロにしよう(オフゼロ)」という企画も並行して動いていた。オードリーに興味がない人もひなあいを一段と深く楽しめるのでぜひ見てほしい。


ひとつレイヤーが重なってるひなあいは新鮮で楽しかったし、この企画自体もオードリー自走式による秘密裏に使命を実行する形式が、BBQ企画やアンガールズ田中ドッキリ企画と共通していた。必然とも思えるこの共通点に佐久間さんのひなあいに対するリスペクトを感じるとともに、そのアンサーたるこの企画を実行する場に『日向坂で会いましょう』が採用されたことを非常に光栄に思うばかりだ。

4期生が大量加入が決まるなど現在過渡期を迎えている日向坂46。その変容はもちろん冠番組に影響を及ぼし、『日向坂で会いましょう』もまたその変化を受け止めバラエティ番組へと昇華してくれつづけているしこれからもそうだ。また、MCであるオードリーにも同じことが言える。今回の放送は内容云々よりも場外乱闘のおもしろみが勝っていて、『日向坂で会いましょう』だけに焦点を絞ればあまり好ましくない結果だったかもしれない。

がしかし、”テレビ”というコンテンツとして大きく見た時にこんなに面白いことなはいと思った。オードリー、日向坂46、(結果的にだが)アンケートを回答したファンまでもが、今回の放送に巻き込まれていた。かつてのフジテレビ系列の番組や『乃木坂工事中』でバナナマン・日村さんが乃木坂46のライブ潜入がよぎる、大勢のメディアや人間を巻き込むムーブメントを巻き起こし、それをテレビカメラで切り抜き、目撃させる。今回『日向坂で会いましょう』で起きていたのはそういう実にテレビ的な事件だと。そうおもった。改めて、この企画を実行する場に『日向坂で会いましょう』が採用されたことを本当に光栄に思う。

共演者やスタッフと良好かつ円滑に制作するためにオードリーはオフゼロの使命を背負っていたわけだがその効果は今回は出ず。オフゼロ状態のオードリーにメンバーが面食らってしまいっていた。普段どんだけ暗いんだよ。テレビとリアルのギャップに驚く日向坂メンバーのリアクションにどこか懐かしさを覚えつつも、浸透していくオフゼロ状態が及ぼす影響を次回以降も見届けたい。

おしまい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?