見出し画像

アイドル番組、2つのフリ。/2020.7.6

いやあ今週も『日向坂で会いましょう』面白かったですね。

1か月ぶち抜きで放送されたテスト企画。
早押しで生まれる新鮮なおバカ回答が最高に面白かった。
「コアラの主食は?」の問いに、「草」「竹」「笹」「木」。
固有名詞が全然でてこない。そんなのありかよ。
東村さんの「木」って言うまでの間とか言い方がめちゃツボだった。

そして、佐々木美玲さん
テストの回答いじりで大活躍だった彼女が、まさかの22人中11位という結果。
誰もがみーぱんは下位組と予想していただけに、相当びっくりしたことだろう。
個人的にあれは番組スタッフの仕掛けだったと思う。
3週にわたって行われた鮮やかなミスリード、見事な叙述トリックだった。完全にしてやられた。

先週まで何の気なく観ていたけど、あの企画のシステムがすごくよかったことに気がついた。

テストの総合点数の順位づけをし、早押し勝ち抜け方式で順位決めをしていく段取りだった。
6~7人が早押しクイズに参加するのだけど、参加した時点でそのときの最高順位が狙える、早押しに正解すれば順位を一気に7つ上げることができる。当たり前のこと言ったけれど、テストがだめでも挽回できるチャンスが用意されてるのは大きなモチベーションになったんじゃないかな。

そして入れ替え方式を採用したことで、全員が平等に映る機会ができた。
テスト企画では、上位クラスと下位クラスがフィーチャーされがちで、真ん中周辺のおいしくない順位はテレビにあまりうつらない。
しかし入れ替え方式によって、参加時と正解時に必ずおおきく映り、コメントする機会をもらえてる。

齋藤さんがずっと言ってるみんなが参加できる企画を実現していた。
新3期生の3人がすごく楽しそうに番組に参加してる姿をみて、これこれ!とすごく和んだ。
きっと忘れがちで気づいてないだけで、番組の所々で以前行われたクレーム企画の意見が反映されてるんだろう。

乃木坂も欅坂も番組が面白くて、もっと前から知ってればとちょっと残念な気持ちになった。

アイドル番組ってなんで面白いんだろうと考えたときに、わたしたちがもつ2つの先入観があるからという答えに辿り着いた。
アイドルとバラエティの2つの先入観が視聴者を面白いと思わせてる前振りになってるんじゃないか。

『ひらがな推し』でこんなシーンがあったのを思い出した。

丹生ちゃんが特技の剣道を披露する際、般若心経を唱えながら跳躍素振りをする丹生ちゃんとカスカスダンスをする春日さんと対決することになった。

跳躍素振りにカスカスダンスでじりじり近づいてゆく春日さん。
バラエティに馴染んでる人たちはこのときに、この勝負の結末は春日さんが竹刀で頭を叩かれるんだろうと予想する。

しかし結末は違った。
観ていた方はご存じの通り、春日さんは頭を竹刀でほんのちょっと触られて終わった。もうめちゃくちゃ面白かった。
「あ、叩かないんだ」と思っただろう。見事に予想を裏切られた。
しかもほんのちょっと触るというアイドルならではのおまけつき。

バラエティの思い込みを、アイドルの素質で裏切る。
アイドルなのに、MC芸人のフリに応えられる。
バラエティのお約束、アイドルなのに、このシーソーが大きく揺れるほど面白くなる方程式がアイドル番組にある。

面白い芸人さんは前振りが上手いから面白いと何かで見たことがある。
ひなあいが30分ずっと面白く観られるのは、このシーソーに乗っているあらゆる人物が常に動き続けてるからだと思った。

そしてついに来週は影山さんが帰ってきますね。
リアルタイムで影山さんを観るのは初めてなので、すごく楽しみだ。

おしまい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?