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20年ぶりに自作PCを作ったらいろいろ進化していた話

はじめに

大学生の頃はコスパの良いPCを求めてAMD K6あたり(古すぎる)で自作PCを組んでいた私ですが、しばらくはMacのほうがコスパがよくなっていたのでプライベートでもしぱらくMac(Mac miniやiMac)を使っていました。

Windows 10になってからは、中古のオフィスパソコンをSSDに換装してグラフィックボードを刺したマシンをメインマシンにしたりして2年ほど運用してきましたが、Windows 11にしたいなぁというのと(TPM的な都合でWindows 11にアップグレードできなかった)、第6世代Core i7だったのでもっさりが少し気になり始めてきたので、約20年ぶりにパーツから自作PCを作ろうと思った次第です。

パーツ選定

まずはパーツの選定です。20年前と比べると、ケースが基本ガラス張りになっていたり、電源に80PLUSっていう規格ができていたり、水冷もライトに選択できるようになっていたり、ストレージがM.2になっていたりしますが、それ以外はあんまり変わらないですね。ということで選んだパーツはこちら。

購入したパーツたち。箱がデカい

パーツ選びで悩んだのは、マザーボードのチップセットを何にするかと、グラフィックボードのチップセットを何にするかですかね。選択肢が多すぎてよくわからんという感じでした。この他にLR-LINKの10Gイーサネットカードを前のパソコンから移植しています。

組み立て

写真をあまり撮ってないですがNZXTのケースはケーブルの取り回しがとても綺麗にできますね。

電源。コネクター式で便利だけどどこに刺して良いかわかりづらかった
CPU。最新は第13世代ですが、1つ前の第12世代Core i7をチョイス
組み込み完了。ケーブルがごちゃごちゃしないのが良い
本体は電動昇降式デスクにぶら下げマウント

トラブル

基本的には組み立ててOSをインストールするだけなので、昔よりよっぽど簡単ですね。起動しないみたいなことがあまりないイメージです。ただ、少しだけトラブルがあったのでメモしておきます。

スリープから復帰しない

スリープしたあとに復帰しなくなる問題がありました。正確には本体自体は動いているんですが画面が一切映らないという挙動です。原因はグラフィックボードのドライバーをインストールしていないことでした。NVIDIAのドライバーが当たっていたのでそれで良いのかなと思ってたんですが、ちゃんとグラフィックボードメーカーのドライバーも当てた方が良いみたいですね。当たり前かもですが。ネットからダウンロードしてインストールして解決です。

起動時に "No Keyboard Detected!" と表示される

BIOSのエラー表示

Wi-Fi / Bluetooth付きのマザーボードなので、Bluetoothのキーボードとマウスを使っているわけですが、起動時に認識できないためこのエラーが出るみたいです。理屈はわかるけどどうなんだろうそれ…。

で、ネットでいろいろ検索すると、エラーをOFFにできるとか書いてあったわけですが、このマザーボードではできませんでした。ということで非常に悩みましたが、下記の方法で無理矢理解決させました。

USBキーボードと認識してくれる「LogicoolのUnifyingというレシーバーを刺す」という方法です。愛用していたのがたまたまLogicoolだったので付属してましたが、単体でも購入できるみたいです。

愛用のMX ERGO
付属しているUnifyingレシーバー
背面に刺しておきました

以上です。年の瀬ギリギリに投稿できました。皆様良いお年を~。

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