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がんばれ!ニコニコ動画にちなんで、筆者がニコ厨だったことを思い出しつつ書いてみる

ども!ちょこぷりんです。

いま、ニコニコ動画が大規模メンテナンスに入って話題ですね。
ちょっとシャレにならないハックを受けたようで、
今なお復旧待ちになっている。

現在は(Re:仮)という名前になっており、
2007年頃の動画がランダムで視聴できる状態になっている。
旧い動画が見れるので、当時ネットに没頭していたユーザーが
ハイテンションになっている。といったところが現状。

そんなニコニコ動画。筆者も例にもれずニコ厨だった。
(ニコ厨=ニコニコ動画にハマったユーザーに対する通称だ)

そんな筆者のニコニコ動画に対する思い出を書いていこうと思う。

それじゃ、いってみよう!




いつからニコ厨?

おいらのニコニコ動画デビューは2007年からだ。
いわゆるガンマ(γ)勢

これはニコニコのバージョン?なる記号になるのだが、
ニコニコも時期によって呼称がRC2だったり原宿だったり、
コロコロと変わっている。

無料会員にならなければ視聴が出来なかったが、
当時は無料会員にさえ簡単にはなれず、枠待ちが発生していた。
なんだかんだいって当時では最先端のサイトだったので、
筆者も頑張って登録したものだ。

当時中学生の筆者は友人らとニコニコ動画の
話ばかりしていたことを覚えている。
2007年の中学生なぞ個人のPCを持っているわけではないので、
みな家族PCから視聴していたのだ。
いやはや懐かしい。

そこからは東方projectにハマり
友人らと”えーりん”コールをカラオケでやったのを覚えている。
そう、筆者はニコ厨から東方厨にランクアップしたのだ。

ニコニコ動画γのHP。こんな感じだった。

2007年頃のニコニコ動画

なにせ全てが真新しく色んなものが作られ投稿されていた時代だ。
トンでもないものばかりが生まれ、筆者はソレにハマっていった。

東方はさることながら、松岡修造しかりドナルドしかり
今でも完コピできるくらには脳裏に焼き付いている。

ランキング上位に入れば世界(ネット内)の覇権を取った
といえるほどの効果があった。と思う。

ちょうど2007年の動画が今のサイト(Re:仮)で流れてくるが、
だいたいどれも見たことがある。
今ではチープに感じる作品も多いが、
当時では最先端の発想・技術が詰まっていたのだ。

当時を思い出し、コレを知っていたらやるな。。。と思うものは、

・イチローのレーザービームネタ。
(空耳含めて)
・ドナルドの最終鬼畜姉妹MAD
・パンツレスリング
(空耳含めて)

だ。そんなの知ってるし。当たり前じゃん。と思った筆者。
今年の新入社員とかに行ってみ。通じないもん。
そも今年の新入社員とかはニコニコ動画を3DSで視聴していたりする
世代だもんでね。(ウッ。心臓がキュッとする)

あとは筆者が好きな”うたわれるもの”
OPの出だしが特徴的でよくMADとかに使われていたものだ。
(キンッ!キンッ!キンッ!キャインッ!みたいなやつ。
 分かる人にしかわからんなコレ)

このシーン

▲これの冒頭。ほんと冒頭。

ダメだ懐かしすぎて涙が出てくるわ。


アニメが見れたニコニコ動画

いわゆる無断転載だ。

コードギアスやマクロスF、ガンダム00が放送されていた時期かな。
その時期だと削除もそこまで盛んじゃなかったのか
結構無断転載だらけだったのだが、上記のアニメが始まった辺りでは
公式チャンネル等も出来ており、ニコニコ側も本格的に削除する様になる

そう、無断転載vs公式の削除バトルだ。

懐かしいね。
放送直後にみんな大量にアップするもんだから、
公式も即効消しにかかる。

そしてその中にタイトル・サムネイルだけ本物ぽくした、
中身の動画ぜんぶパンツレスリングの動画になっているやつ。
再生時間もきっちり24分くらいにしてあるのだ。

いわゆる釣り動画と呼ばれる奴。

普通だったらサギじゃん!で終わるところなんだけど、
コメントがあるニコニコ動画ならではの、
サギ動画先のコメントで盛り上がっていた。

ネタに乗っかったり、釣りネタ先のアニメについて語り合ったりしてね。
2ちゃんねるに憧れがあった筆者としてはコレが楽しかった。
何度も見た動画内容だったが、コメントによって楽しさが違ったものだ。

そうそう、無断転載の動画を新着動画から削除前に見つけたときは、
それはそれで嬉しかったのを覚えている。
今じゃ出来ないコトだけどね。

ちなみに今でも無断転載されっぱなしのアニメもちょいちょいある。
それこそコアな作品が残っていたりする。
そんな中で筆者がオススメするアニメは
「BPS バトルプログラマーシラセ」だ。

▼いちおうiwkiを載せておこう

https://ja.wikipedia.org/wiki/BPS_バトルプログラマーシラセ

こういうやつ。ひと昔のwowwow作品

こういった発掘系もあって、ニコニコ動画にはアニメとしての
ワクワクもあったのだ。


コメントの絶大さ

ニコニコ動画ならではの楽しみだが
”コメント機能”
これに尽きる。

いまでも他サイトや機能で似たように
コメントが動画内に流れる機能があるくらいだ。

ネットで動画を嗜む人にとっては
当たり前のように馴染んだシステムと言えよう。

コメント。これが面白い。

筆者はほぼROM専(書きこまない)なのだが全然楽しめる。
いわゆる動画に対するツッコミやら集団で乗っかるボケみたいな
コメントがとても面白い。
ちなみにこの文化は今でも残っているのだから、すごいものだ。

カラオケでもライブでも、一体感っていうのが
人にとってはとても楽しいのだ。
これは戦闘においても一緒だと思うんだけど、
一体となって何かをなす。これがいいのだ。

そう、ニコニコのコメントではコレが体感できるし、
コメントは上限に達しなければ(削除されなければ)消えないので、
いつでもコレを味わえるのだ。

ドリフでいうところの
「志村~!うしろうしろ~~~!!!」を皆で言う感覚だ。

しかも誰かも同じことを思って書き込みしているのだから、
同じことを思っている奴がいる!とワクワクもするものだ。

コメントが動画に流れること。
これは動画文化が残り続ける限り人々に浸透し続けていくのだと思う。

それほどリアルタイムさを感じるのだ。ニコニコのコメント機能は。

これは弾幕コメントと呼ばれるやつ。熱いシーンなどで皆が同じコメントを投稿しまくる現象

同人界隈ならば現代においてもニコニコ動画が主!?

これは筆者が想うところではあるのだが、
同人界隈においては今なおニコニコ動画の重要さが残っているのでは。
と感じる。

もちろん同人製作において、かもしれない。

そう、コミケの関連登録において、
ニコニコしか動画投稿サイトを専用でリンク付け出来ないのだ。
(もちろん他リンク先としてyoutubeを入れることは可能。)

現代において動画はyoutube、イラストらはtwitterで。
な読者が大多数はハズだ。
実際それで賄ってしまうので、これは時代だと思う。

こと同人創作においては未だ古き良きではないが、
ニコニコやpixivアカウントの連携の方が
重要なのでは?と思えるくらい
トップの関連アカウントとして出てくる。

やはりアーカイブとして残すうえでも、
同人活動家は動画をニコニコにもアップしたほうがいいのかな。と感じた。

それぞれ別な内容で作成することは無いと思うので、
筆者が行うとしてもyoutubeと同様の内容を投稿する感じ
にはなりそうだが。

サークル登録する中での対象。専用の枠がニコニコ動画にはある

おわりに

なんにせよ、ニコニコ動画は世界を変えた。
といっても過言ではないだろう。

ニコニコ動画にはネットの最先端(ある意味で)が詰まりまくっていた。
と思うし、今の創作活動を行っている者で
関りが無い人を探す方が難しいくらい
色んなメディアの歴史に入るほどのチカラがあったのだ。

2010年代になればネット世代が視聴者として分母が増えまくり、
コメント等でも時代が変わったことを痛感したものだ。

2014年すこし経ったあたりから、
筆者は動画コンテンツを血眼になって視聴することが無くなった。
(2017年くらいからyoutubeにずっぷしだが。)
時代の移ろいについていけなくなったのだ。

でも、現代になって2007年代が良くも悪くも
再ピックアップされる時代となった。
(そろそろ2008年代がピックアップされるようだ)

今のコたちにとってはナンジャこれ。何が面白いんじゃい。
な動画も多いかもしれないが、
少しでも気に入ってくれる動画があってくれたら嬉しいな。って思う。

その動画について若者と語りたい!そんで当時は~MADが~。と
ナゾのネット老人をかましたい!!!

そんなことを、ふと思う筆者でした。

「それじゃ、また来週!」

これは最近描いた好きなもの発表するリッタームート

#沼落ちnote #日記 #ニコニコ動画 #niconico #応援

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