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【※ネタバレ含む!】劇場版『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』の感想とか

ども!ちょこぷりんです。

始めてのnote書き込みになるのでちょっとドキドキしながら書いてみました。
まずは感想から、ということで最近視聴した映画『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』の感想を書いていくぜ。

ネタバレを含むので、未視聴の方はブラウザバックを!
劇場に行った人は是非、見て行って下され。


これは映画を見に行く前に描いたイラスト
もう未視聴者はおらんね…!?






ちょこぷりんの映画総評


映画全体としては…

ジャンポケwithフジキセキの物語

になっていたな。といったところだ。

・キチンと一貫したアスリートアニメ
・競馬の史実にとらわれすぎない、分かり易いストーリーの進み
・ポッケの心象描写も、スポーツ系って感じで分かりやすい

2時間の構成によく落とし込めたな。と思うほど話の構成が凝縮されている

ウマ娘のゲーム未実施の友人とも話したが、とても好評だ。
あとフジキセキがイイ女すぎる…(フジxナベトレ流行れ…!!)


史実と絡んだ話


皐月賞の本馬場入場が当時のままだった。(ちょこ調べ)
じつは当時の本馬場入場口が今と違うんだよね。

映画の史実、2001年頃以降に中山競馬場は工事してて、
今の入場は北からになっているんです。
(youtubeに当時の本馬場入場する動画ありました。
 ここも史実の動画に合わせるという作家の意気込みを感じたね。)
映画を見ている時に気づいたんだけど、史実にあわせた作りこみは流石としか言いようがない拘りだ。

史実だと「ラジオたんぱ杯3歳ステークスのG3」が、
「ホープフルのG1」になっていた。


それにともなってレース場も、阪神から中山に変更になっている。

なので、タキオンとポッケが勝負服に着替えていたね
本来は体操服になるハズだ。

これはウマ娘のゲームに合わせた為だろう。
(今はないレースはゲームには実装されていないからね。)

弥生賞の入場の時、みんな真っ直ぐ付いてきて入ってきていた

これは新馬の名残で、誘導場について歩いてくることがよくある
これがそれっぽくシーンに落とし込まれているように見えた
レース前の落ち着いた雰囲気な表現かもしれないが、おいら的にはフフッと笑いが出てくるシーンだ。

当時の時代に合わせたものが多く背景に入れられていた。
テレビはブラウン管だったり、
タキオンの部屋にある、使用していないPC(窓側にあるやつ)が、
2000年台だからかフロッピーが使えるやつになっている。
でもタキオンが使用しているノートpcは最新のMacbookっぽいやつ。
PCカメラも今風なやつ。
ここを当時のVaioのノートPCとかにしても、あんな表グラフの計算とかできないだろうし……イマイチな感じになってしまうと思うので、いいと思う。

ナベトレーナーが乗っているバイクは「ハーレーダビットソン ライブワイヤー」
日本未上陸で、価格は約349万円程度
(高架下に家構えている奴の持っていいバイクじゃねぇぜ…)

アスリートとの並走だからか、排ガス対策だろうか。
ちなみに78kwが最高出力なので、20kw以上を超える出力は大型2輪の免許が必要になるんだぜ。トレーナー各員は早急に大型二輪を取得するように。



映画見てウマ娘について思ったこと


フジキセキがいい女すぎる。
まずはココを語らせて欲しい
姉さんがね。イイ女すぎるのよ。
OP的に描写がカットされているから妄想になっちゃうんだけど、
フジさんがナベトレーナーを斡旋した時の心象は、1話書けるくらいにアツいものがあるストーリーになると思うんだよね。

映画後半で語っていた自分がナベトレーナーに叶えられなかったもの。
それを叶えられると思える後輩が現れたこと。

このトレーナーの悲願を叶えられるな。と思った瞬間が見てみたい…
その時の表情が……みて……みたい!!!

また、ポッケとの模擬レース終了後のナベさんの言葉。
復帰を祝う「おかえり」って言葉。
ヤバい。おいら劇場で泣いちゃいました。
走りきれなかったフジさんが報われたシーンでもあるし、
悲願が叶えられず走ることを断念したウマ娘が、復帰を決意した史実改変的シーンでもあると思うんだよね。

現代でも競走馬たちは怪我が理由で走れなくなった子はたくさんいる。
でも、ウマ娘だからこそ、再度復帰が出来る。これこそ擬人化しているからこそ描けるシーンじゃないだろうか。

『ちょこぷりんはフジキセキのファンになった。』

映画を見た後に筆者が描いたイラスト。
フジさんイイ女すぎるぜ…!


ウイニングライブってどこでやってるんでしょうね……??パドック…あたりかな??
たぶんどこかの場所をイメージしてライブ会場は作られているのだと思う。
見た感じだと阪神競馬場のパドックの場所が思い立った。
(ラストの夢のレース的には天皇賞春…なのかな。ジャパンカップ以降にポッケとカフェが競い合ったレース的に。それなら京都…なのかな)

ウイニングライブってレース含めて1日中ぶっ通しで行われているのかな
(日中レース観戦、夜ライブ。しかもレース前日から並んでいるファンの描写があったりするし…ファンの体力死んでしまうわ。)


毎回思うけどレース終了後の花吹雪のシーン

おそらく舞う馬券のモチーフになっていると思う
(今は美観対策もあって馬券はポイって捨てちゃダメなんだぜ)
コースに入っちゃった紙吹雪の掃除大変そうだなって思っちゃうよね


いままでウマ娘のアニメってTV、ネット、OVA含めて6回も作られている
けど、クラシックレースだけでも5回も同じことやっているのに
どれも違って面白いのがすごいわ
クラシックの話ならこの映画とRTTTが良いって、おいら的に思ったね。
(尺的に話が纏まるからね。)


カフェが終始可愛いんじゃ~
ストーリー都合でカフェのストーリーがほぼ無いのが残念なところ。
ただ、度々出てくるタキオンとカフェの理科室だが
カフェゾーンのデコレーションが結構広々と作られている。いくらタキオンの代わりに掃除をするからって自由すぎでは。

猫のシールとかレイアウト考えて貼ったんだろうねぇ~~~
想像するとkawaiiねぇ~~~

パンフレットに理科室のレイアウトが書いてあるんだけど、
コーヒー用品が多すぎる。
タキオンのスペース以上に場所取ってるんじゃないか。
まぁ部屋の掃除しているから。それくらいはいいでしょう。(カフェ談)

それから、お友達のくだりは正直よくわからん感じに描写されていた。
タキオンがお友達に追いつきそうになった。それに対して嫉妬してレースを頑張った。って感じだろうか。

タキオンのストーリーに対する落とし所も良かった。
タキオンって史実的にそこまで絡みが長くないから、
いきなり引退からフェードアウトするのかなって思った
けど、しっかり見せ場があってよかった。。。

他のウマ娘に走らせればいいや。ってタキオンの中で落とし込んだけど、
実はすっごく自分で走りたいんだ~~~。って描写がもうね。。。
タキオン可愛いかよぉ~

また、フジキセキの「ウマ娘はいいレース見ると、走りたくなっちゃう。」が、まさか伏線になっているとは。

タキオンがラストの夢のレース?に出走するため出てきた所は
「よくやった」と思う。
史実覆す感じはジャンジャンやって欲しい。それが出来るのもウマ娘だから

ただ、ポッケがジャパンカップのときにラスト一直線。
タキオンとポッケが目を合わせたような構図だけど、
あれポッケとオペラオーの顔合わせたシーンだね

タキオンの理科室の話。
ニンジンビーカーは使い辛そう…てか点滴のやつはどう使うんだい?
まさかトレーナー君にぶっ刺して使っているのかい!?

引退式(長期休業だっけ)も、新宿アルタ前とかで放送される世界線
ウマ娘世界の一般人、ウマ娘好きすぎでしょ…


ウマ娘のキャラクター。サブの子も結構喋って安心した。
てか、ほとんどのウマ娘が姿だけでも出てくるのは以外だった
スイープトウショウなんて全衣装コンプリートしたんじゃないか。

アヤベさんふわふわ大魔神すぎる。
→もう寝ましょう。のカレンちゃんはもはや夫婦なんよ

ラストの曲、うまぴょい伝説
キー高いキャラが耳に残ってメインのキャラ声ほぼ聞こえん…気がする


映画の作風で思ったこと綴り


BGM少なめな印象。無いシーンも多い

劇場のせいかな。前半レース中に盛り上がりであろう所でもBGMが控えめ、
または無い様に思えた。
これはシリアスさを出すため、なのだろうか。

おそらく競馬に近づけてた?って、おいらは感じたね。
そういう意味では盛り上がりに欠けるかなと思った場面は多かった。

レースの盛り上げは、良いと思った。
スパッと出来てて、かつ迫力がある作りになっていたと思う
むしろ、もっと会話とか心象シーン入れないのかな?と思うくらい

たぶんこれも競馬に近づけた印象だ。レースって1分とか2分で終わっちゃうからね。あんなに盛り上がっているレースも現地だと一瞬なんだ。 


構図使ってるところの印象
実相寺アングル使ってるところ結構あったね。
(対象を大きく見せて、メインに映すキャラを端っこに移す技法。
 ポッケがタキオンに長期休みにした理由を問いただすシーン。とか)
自重気味なBGMも相まって、エヴァっぽさ感じる。
友人曰く作画協力のシャフト味が出たとか。

ポッケとフジさんが話す時、重要なところではポッケに光。フジに影を当てるところは心象描写が出ていたね。

最後の模擬レースでフジにも光が当たっていたと思う
(是政橋の端下抜けたあたり)
これは希望があるポッケと、未来が無く重い気持ちのフジで陰影を分ける為だと思う

ちなみにタキオンの瞬きほぼしない構成は、サイコパスさを表現するためだ
何回か瞬きしているので要チェックだ!!



終わりに

以上が、初見で見た映画ウマ娘の感想だ。
推しのウマ娘が動いていて可愛い~。とか、競走馬の事が頭をよぎって泣ける~。とか、見る人によっては感想が変わるのも、ウマ娘の魅力だと思う。

ウマ娘を知らない。興味はあるけど全部追うのは大変。
って人が出てきたら、先ずオススメしたい一作であることは間違いない。

みんなもウマ娘に嵌って競馬場に行って、馬クズになろうぜ!

それじゃ、また来週!


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