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Mリーグ2023-24 1月29日 NAGA解析/BEAST Japanext・中田花奈プロ、Mリーグ初トップ!

2024年1月29日、Mリーグ2023-24・73日目です。本日はKADOKAWAサクラナイツ・TEAM雷電・BEAST Japanext・赤坂ドリブンズの4チームが対戦。

本日の試合はとにかくこれに尽きるでしょう。本日の第1試合、BEAST Japanext・彼方花奈プロがMリーグ初のトップを獲得!同卓の岡田プロが親のハネ満ツモからスタートする苦しい展開でしたが、ジワジワと盛り返して見事逃げ切ってのトップ獲得となりました。

ちなみに第2試合では園田プロが11月28日以来となる久々のトップで個人6勝目をあげました。この2試合、NAGAと共に振り返っていきましょう。

過去試合の記事についてはクリエイターページをご参照ください。


第1試合

出場者

東家:岡田紗佳(KADOKAWAサクラナイツ)
南家:萩原聖人(TEAM雷電)
西家:浅見真紀(赤坂ドリブンズ)
北家:中田花奈(BEAST Japanext)

NAGAデータ

岡田紗佳

萩原聖人

浅見真紀

中田花奈

NAGA類似度とは?

NAGA類似度(以下、NAGA度と呼称)とは麻雀AI「NAGA」の評価値です。NAGAは麻雀の牌譜を解析し、AIの判断・自身の打牌との差違を表示してくれます。

NAGAと打牌が一致していた場合は一致率の割合が上がり、NAGAの打牌候補にない打牌をした場合は悪手率が上がります。これらが総合されNAGA度を算出されます。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということです。

MリーグはNAGAが主戦場とするネット麻雀とルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではありませんが、選手の実力を測る一つの要素にはなるでしょう。

気になったNAGAの指摘

主にNAGAのタイプ・ニシキの意見を参考に試合を振り返ります。NAGAの他タイプなどとは意見が異なる場合もありますので、あくまで一意見としてご覧ください。

東1局:浅見真紀

浅見プロはここで8m切り。1pを残すとピンズの一通が残りますが、場には3pが2枚切れ。3pは薄く、2pを引いてもペン3pがいかにも苦しい形。ドラが2枚ある手ですから、素直に1pを切って他の牌の横伸びを見た方が良いでしょう。

結局、この手牌はペン3pでテンパイした後、ダマに受けてシャンポンに変化してリーチ。確かに1pを打っていたら捉えられない変化でしたが、そもそも3枚切れのペン3pに取らないと行けない進行があまり良いとはいえないと思います。


東1局:中田花奈

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