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Mリーグ2023-24 11月6日 NAGA解析/EX風林火山・松ヶ瀬隆弥プロ、二階堂亜樹プロのデイリーダブル達成!
2023年11月6日、Mリーグ2023-24・29日目です。本日は渋谷ABEMAS・BEAST Japanext・EX風林火山・セガサミーフェニックスの4チームが対戦。
第1試合、序盤は魚谷プロがマンガンをアガってわずかにリードしますが、東4局に松ヶ瀬プロがこちらもマンガンをアガって追いつきます。この2人のトップ争いになるかと思われましたが、南2局の鈴木大介プロの親番でハネ満ツモ!一気にトップ目に立ちます。
結局、白鳥プロが一人沈みとなり他3者でのトップ争いとなりますが、最後は松ヶ瀬プロが逃げ切りトップを獲得しました。
第2試合、序盤は醍醐プロがハネ満ツモなどで大きくリードしますが、そこに亜樹プロが東4局の親番で追いつき、さらには一気に追い越していきます。亜樹プロは他3者の親番を流す効果的なアガりを決め、そのままトップを獲得。EX風林火山がデイリーダブルを達成しました。
松ヶ瀬プロの逃げ切りトップ、亜樹プロが醍醐プロとの叩き合いを制してのトップ…この2勝をNAGAと共に振り返っていきましょう。
過去試合の記事についてはクリエイターページをご参照ください。
第1試合
出場者
東家:白鳥翔(渋谷ABEMAS)
南家:鈴木大介(BEAST Japanext)
西家:松ヶ瀬隆弥(EX風林火山)
北家:魚谷侑未(セガサミーフェニックス)
NAGAデータ
白鳥翔
![](https://assets.st-note.com/img/1699270147961-yqZiFTCtfr.jpg?width=800)
鈴木大介
![](https://assets.st-note.com/img/1699270157797-CFpToxLFsW.jpg?width=800)
松ヶ瀬隆弥
![](https://assets.st-note.com/img/1699270161632-DVIcAM71vx.jpg?width=800)
魚谷侑未
![](https://assets.st-note.com/img/1699270153559-znUHuwrCUw.jpg?width=800)
NAGA類似度とは?
NAGA類似度(以下、NAGA度と呼称)とは麻雀AI「NAGA」の評価値です。NAGAは麻雀の牌譜を解析し、AIの判断・自身の打牌との差違を表示してくれます。
NAGAと打牌が一致していた場合は一致率の割合が上がり、NAGAの打牌候補にない打牌をした場合は悪手率が上がります。これらが総合されNAGA度を算出されます。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということです。
MリーグはNAGAが主戦場とするネット麻雀とルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではありませんが、選手の実力を測る一つの要素にはなるでしょう。
気になったNAGAの指摘
NAGAのタイプ・ニシキの意見を参考に試合を振り返ります。NAGAの他タイプなどとは意見が異なる場合もありますので、あくまで一意見としてご覧ください。
東1局:白鳥翔
![](https://assets.st-note.com/img/1699270989955-kFxWUHmGkQ.png?width=800)
白鳥プロはここで4mを切って大介プロの仕掛けに放銃。このシーン、放銃を避ける選択はあったのか?と思い、NAGAで見てみましたが打牌候補としては主に4mと発。完全にオリるなら確かに発ですが、テンパイを入れて親番を維持したいと考えると4m切りになります。正直、4mを打ってしまっても仕方のない場面でしょう。
東2局:魚谷侑未
![](https://assets.st-note.com/img/1699270990875-Yr96bUf7Ue.png?width=800)
魚谷プロが赤5pを切った場面、NAGAは全タイプで1p切りを推奨。もちろん牌効率に従えば1p切り以外ないのですが、対面の小谷野大介プロの仕掛けが不気味です。チャンタか、トイトイか、はたまた役牌か…といったところで役は読みにくいです。
そしていずれのケースであっても1pやドラの9sは打ちづらいところ。特にドラの9sは現時点で打ちづらいです。また赤5pも別段安全というわけではないですし、あまり引っ張りすぎるのも考え物。そのあたりの様子を見つつの赤5p切りということでしょう。これが魚谷プロのバランスですね。
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