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Mリーグ2023-24 3月28日 NAGA解析/U-NEXTパイレーツ・鈴木優プロ、2連勝でMVPをほぼ手中に収める!

2024年3月28日、Mリーグ2023-24・107日目です。本日は渋谷ABEMAS・U-NEXTパイレーツ・KONAMI麻雀格闘倶楽部・セガサミーフェニックスの4チームが対戦しました。

本日出場の4チームはこれで最終日。パイレーツからMVPを狙って鈴木優プロが連闘となりました。…そしてこの鈴木優プロがなんと2連勝!個人スコアを437.7ポイントまで伸ばし、MVPをほぼ手中に収めました。あとは最終日に勝又プロが素点も稼いだ連勝を達成できるかにかかっています。

レギュラーシーズンもあとは最終日を残すのみ。本日の2試合もNAGAと振り返っていきましょう。

過去試合の記事についてはクリエイターページをご参照ください。


第1試合

出場者

東家:醍醐大(セガサミーフェニックス)
南家:松本吉弘(渋谷ABEMAS)
西家:鈴木優(U-NEXTパイレーツ)
北家:佐々木寿人(KONAMI麻雀格闘倶楽部)

NAGAデータ

醍醐大

松本吉弘

鈴木優

佐々木寿人

NAGA類似度とは?

NAGA類似度(以下、NAGA度と呼称)とは麻雀AI「NAGA」の評価値です。NAGAは麻雀の牌譜を解析し、AIの判断・自身の打牌との差違を表示してくれます。

NAGAと打牌が一致していた場合は一致率の割合が上がり、NAGAの打牌候補にない打牌をした場合は悪手率が上がります。これらが総合されNAGA度を算出されます。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということです。

MリーグはNAGAが主戦場とするネット麻雀とルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではありませんが、選手の実力を測る一つの要素にはなるでしょう。

気になったNAGAの指摘

主にNAGAのタイプ・ニシキの意見を参考に試合を振り返ります。ネット麻雀とMリーグの違いもありますし、NAGAの他タイプなどでは意見が異なる場合もありますので、あくまで一意見としてご覧ください。

東1局:鈴木優

優プロはここから第1打に9s。NAGAは6p9p字牌あたりを推奨。普通の手牌進行なら9pや字牌切り、チャンタを濃く見るなら6p切りといったところでしょうか。

優プロの9s切りはチャンタも普通の手の進行も、さらには国士無双も残すためにトイツの端牌から切ったということだと思います。トップ取りへ向けて全てのルートを逃すまいという一打でしたね。

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